ようこそ市長の部屋へ

みなさん、こんにちは。室蘭市長の青山剛です。室蘭市のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。私から、室蘭のご紹介をさせていただきます。

室蘭市は北海道の南西部に位置し、明治5年の開港以来、港を中心に100年以上にわたり製鉄、製鋼、造船などを基幹産業とする「ものづくりのまち」として発展してきました。特殊鋼棒線や自動車部品、鋼構造物、産業機械やその関連部品など、長年培われた基盤技術と優秀な人材により高度な製品が生産されており、道内有数の工業都市として知られています。さらに近年は、産・学・官・金の連携による新たな産業分野へのチャレンジにも積極的に取り組んでおり、次世代エネルギーとして注目される水素の利活用など「環境・エネルギー産業」や、地域企業の精密加工技術を活かした「航空宇宙産業」など成長産業の創出・展開を目指しています。

また、室蘭市には独特の食文化があります。豚肉と玉ねぎの串焼きに洋がらしをつけて食べる「室蘭やきとり」や、北海道第4の味として全国に発信されている「室蘭カレーラーメン」は、ご当地グルメとして広く認知されている室蘭市民のソウルフードです。豊かな海に囲まれる室蘭は、もちろん新鮮な魚介類も自慢。実は、室蘭市は胆振地域で最も漁獲量が多いまちなのです。

近年は、工場群の照明や東日本最大のつり橋「白鳥大橋」のライトアップが織りなす「工場夜景」が人気を博しています。「地球岬」や「トッカリショ」の絶景に代表される日本屈指の大自然もTV番組で大きく取り上げられ、「ピリカノカ」（アイヌ語で「美しい・形」の意味）と総称される美しい海岸線は国の名勝に指定されるなど、改めて注目を集めています。

ビジネスはもちろん、観光でも、ぜひ室蘭市にお越しになり、美しい景観や豊かな自然、絶品グルメに夜景鑑賞と、室蘭を満喫してみてください。ボルトとナットを組み合わせたボルト人形の「ボルタ」は、ユニークなポーズが愛らしく、おみやげにピッタリです。皆さまのご来訪を、心よりお待ちしております。

室蘭市長 青山 剛