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記念事業終了のお礼

栗林実行委員長あいさつ 室蘭市開港140年・市制施行90年記念事業実行委員会
委員長 栗林 和徳

平成23年12月に市内各界各層を代表される34団体で発足した実行委員会は、翌24年2月に「輝く未来へ―ひと・まち・みなと」をメインテーマ、「心をつなぐ」、「まちをつなぐ」、「明日につなぐ」のサブテーマを設け、4部会(総務、文化事業、スポーツ事業、産業・観光イベント)のもと、各事業の実施団体と連携を図りながら多彩な記念事業を実施し、盛況のうちに無事閉幕いたしました。

特に、石炭積出港として発展してきた室蘭港に37年ぶりの汽笛を響かせた「SLみなと室蘭140周年号」の運行や、本市のシンボル「白鳥大橋」を舞台に多くの皆さまにご参加いただいたハーフマラソンとウォーク、ものづくりのまちとして一世紀にわたる歴史を歩んできた室蘭の新たな一面を大いにPRした「全国工場夜景サミット」、さらには記念事業としてグレードアップし、「海王丸」と「飛鳥II」の豪華演出により開催された「むろらん港まつり」の納涼花火大会など、ほとんどの事業が好天に恵まれ、成功裏に実施することができました。

これもひとえに、実行委員会の皆さまをはじめ、関係機関各位のご協力の賜物と、心から御礼申し上げます。

また、記念式典におきましては、国内外から750名のご参加をいただき、未来のまちづくりを担う子供たちや市民を主役とし、今日の室蘭を築いて来られた先人たちの偉業と貴重な財産を次代に継承するとともに、10年後に迎える開港150年・市制施行100年に向け、心をひとつにする意義あるものとなりました。

ふるさと室蘭に対する誇りや愛情をさらに深めていただくとともに、一人ひとりの市民の心に残り、未来に向けた新たな魅力を生み出す意義あるものとなるよう、さまざまな記念事業を実施してまいりましたが、このたびの事業を通じて、先人の英知に学ぶとともに、次代に向けた確固たる礎が築かれたものと確信いたします。

最後に、室蘭のまちが市民とともに、輝く未来へ向かっていつまでも繁栄することを祈念いたします。