救急集中治療室業務

業務

ICU(集中治療室)・HCU(高度治療室)・ER(救急治療室)を中心に急性期の血液浄化・アフェレシス、人工呼吸管理・PCPS(VA-ECMO)、低体温症に対する経皮的体温調節、直接血液加温、蘇生後低体温療法などが必要な重症度の高い患者に対応しています。

日常業務

  • 重篤な多臓器不全や急性腎不全に対する血液浄化
  • 慢性維持透析患者に対する術後の透析
  • 敗血症に対するアフェレシス
    ※HD、HDF、CHDF、Hi-FlowCHDF、PMX-DHP、CART、血漿交換など
  • 人工呼吸器(設定の提案、離脱評価)
  • 人工呼吸器装着患者の搬送時(検査・介浴)のフォロー
  • PCPS対応

管理業務

人工呼吸器12台
人工呼吸器(搬送可)2台
搬送用人工呼吸器1台
MRI対応人工呼吸器1台
NIV人工呼吸器2台
個人用透析装置4台
個人用RO装置3台
アフェレシス装置2台
直接血液潅流用血液ポンプ2台
中心静脈留置型
経皮的体温調整装置
1台
除細動装置(DC)11台
AED10台
赤外線酸素モニタ
ECMO1台

人工呼吸器

  • 中央管理を行い、使用毎に点検を行っています
  • メンテナンス計画を立て、定期的に技士メンテナンス・メーカーメンテナンスを実施し安全に使用できるように勉めています

個人用透析装置・RO装置・アフェレシス装置・血液ポンプ

  • HD/HDF、CHDF、Hi-FlowCHDF、PMX-DHP、PE、PA、CARTなどの治療をICU/HCUで行っています
  • 臨床工学技士が24時間待機で夜間・休日対応を行っています
  • 機器のメンテナンスも定期で実施

中心静脈留置型経皮的対応調整装置除

中心静脈内から血液温をコントロールすることで体温調節を行うシステム

  • 中心静脈に留置した専用のバルーン付カテーテル内を、冷却(加温)された生理食塩水が循環し、血液と熱交換を行います。
  • 目標体温を設定すれば、患者体温(膀胱温など)をフィードバックしながら自動制御で体温を管理します。

生理食塩水は回路、カテーテル内を循環カテーテルを介して血液との熱交換を行います。

除細動・AED

除細動装置

AED

  • 除細動装置にAED機能・体表面ペーシング機能を有したものをER・ICU・OP室に配置しています
  • 3ヶ月ごとに点検を行い出力確認等を行っています
  • 電極パッドの管理も行っています

赤外線酸素モニタ(NIROモニター)

  • 近赤外分光法を用いて、脳の酸素化/代謝情報を表示します
  • 定期点検、使用後点検
  • 修理対応