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外来化学療法室

外来化学療法室とは

治療法や副作用対策の進歩により、化学療法 (抗がん薬治療) は入院治療よりも外来通院治療で行われることが多くなってきました。外来化学療法室とは、通院で抗がん薬治療を受ける患者さんが、安心して治療を受けることができるように設けられた、専用の治療室です。

外来化学療法室は単に治療を行う場ではなく、病気による症状や抗がん薬による副作用、食事や治療費のことまで、治療に関することについては何でも相談できる場です。がん化学療法看護認定看護師を中心とした専属のスタッフをはじめ、医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、メディカルソーシャルワーカーなど多職種のチームで患者さん・ご家族の支援を行っています。

外来化学療法室のあゆみ

当院の外来化学療法室は2008年9月に開設されました。消化器がん (胃がん、大腸がん、胆道がん、膵臓がん) 、乳がん、肺がん、前立腺がん、血液がんなどに対する抗がん薬治療の他、最近では関節リウマチやクローン病、潰瘍性大腸炎に対する生物学的製剤治療にも携わっています。

外来化学療法室を利用して治療を受けられる患者さんは年々増加しており、2017年度はのべ約1100名の患者さんが利用され、これは当院で抗がん薬治療を受けられた患者さんの約6割を占めています。

外来化学療法の利点

普段の生活を送りながらの治療ですので、仕事や趣味などを続けたり、家族とともに過ごすことで精神的に安定して治療を受けられること (生活の質=QOLの維持・向上) が外来通院治療の最大の利点です。また、年齢や所得によって程度に差はありますが、外来通院治療は入院治療よりも治療費が抑えられ、経済的な負担の軽減につながります。

外来通院治療に不安を感じる方もいるかと思いますが、外来化学療法室では患者さん・ご家族の不安を解決し、外来通院治療の利点を最大限活かせるよう努めています。

外来化学療法の流れ

各担当科にて血液検査と診察を行い、担当医が体調や副作用を確認し、当日の治療が可能かどうかの判断を行います。
治療が可能と判断されたのち、薬剤部で治療薬の調製を行うとともに、外来化学療法室のスタッフが体調や副作用の確認をあらためて行います。
治療の間はテレビを観たり、食事をしたりなど、思い思いリラックスして過ごすことができます。また、体調に変化がないかどうか定期的にスタッフが確認いたします。治療中に体調の変化がみられた場合、スタッフと担当医が迅速に対応いたします。
治療終了後、帰宅となります。自宅で体調の悪化や心配なことがあった場合、平日日中に電話での相談も受け付けています。なお、夜間・休日は救急診察室にて対応いたします。

※帰宅後に気分不良の時は下記部門へご連絡ください。

病院代表電話:0143-25-3111

日中:外来化学療法室(内線5131)時間外:救急診療室(内線2498)

外来化学療法室の設備について

ベッド数は10床で、各ベッドに無料でお使いいただける21インチのテレビと、冷蔵庫を完備しております。

季節に合わせた手作りの小物を飾るなどして、患者さん・ご家族の方々にホッとしていただける空間づくりを心掛けています。

4人部屋 ベッドサイド 季節の小物(こいのぼり) 季節の小物(七夕) 季節の小物(紅葉) 季節の小物(元旦)

外来化学療法室スタッフ紹介

外来化学療法室 室長(消化器内科 科長)
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 小野寺 馨

私は栃木県立がんセンター、札幌医科大学附属病院にて消化器がんを中心にがん薬物療法(化学療法)と緩和ケアを学び、2018年4月に当院に赴任いたしました。まだまだ勉強中の身ですが、胆振地域初のがん薬物療法専門医ということで、外来化学療法室室長を担当させていただくこととなりました。

当院は規模こそ大きくはありませんが、がん化学療法認定看護師をはじめとした看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーなど、各部署に熱意あるスタッフがおります。これら多職種でチームを組んで、地域の皆様に質の高い治療を提供すべく努めてまいります。

また、抗がん薬治療のみならず、緩和ケアなども含めたがん治療全体に関する相談窓口としての役割も果たしていきたいと考えておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

がん化学療法看護認定看護師 対馬 理佳

当院の外来化学療法室は2008年に開設されました。ここに通われる患者さんは、「がん」と診断されて、自宅で過ごしながら外来で抗がん薬治療を受けられる方々です。私は、このような患者さんに寄り添った専門的な看護を目指したいと考え、2011年に「がん化学療法看護認定看護師」の資格を取得しました。

現在は、外来化学療法室専属のスタッフとして、患者さんやご家族のお話をうかがいながら、様々な不安や疑問にお答えしたり、抗がん薬治療による副作用を軽減するための支援を行っています。

看護師は、患者さんやご家族にもっとも近い存在です。つらい気持ちや揺れ動く気持ちを受け止めながら、患者さんやご家族の立場にたった看護を目指し、院内各部署の専門職と連携しながら、治療・看護・支援を行っていきたいと考えています。

抗がん薬治療について何かわからないことや知りたいことがありましたら、遠慮なくお声をかけてください。

スタッフ一同(山崎・対馬・山田)より

患者さんが安心して治療が受けられるよう、いつも笑顔で支援いたします!

よりよい医療を提供するための取り組み(チーム医療について)

当院では「北海道がん診療連携指定病院」として、「おもいやりの心がかよう病院」の理念を胸に、安全・安心・確実でよりよい治療を地域の皆様に提供するため日々取り組んでいます。

外来化学療法室では、医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、メディカルソーシャルワーカーなど多職種のチームで患者さん・ご家族の支援を行っています。患者さん一人一人について、各職種の担当者が定期的に副作用や体調、生活についておたずねするとともに、チームで話し合いの場を設け、治療方針、副作用、体調・体力、栄養状態や生活状況について何か問題点・改善点がないかどうか、情報を共有し、治療に活かしています。

また、スタッフの知識・技量向上のため、定期的に院内で勉強会を行うとともに、院外の研修会などにも積極的に参加しています。

カンファレンス風景
(カンファレンス風景)

がんチーム医療ワークショップへの参加
(がんチーム医療ワークショップへの参加)