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教育行政方針

令和3年第1回市議会定例会教育行政方針説明

 

 

 

~目次~

はじめに

1.子どもたちの創造性と可能性を育む

1-1.「確かな学力」の育成

1-2.「豊かな心」の育成

1-3.「健やかな体」の育成

2.だれ一人取り残すことのない教育の推進

3.特色ある教育活動等の推進

2.子どもたちの学びの環境を整える

1.ICTを活用し創造(想像)力を育む学習環境の推進

2.子どもたちと教員が向き合う学習環境の推進

3.子どもたちの安全を守る取組の推進

3.室蘭に愛着を持ち、未来に挑戦する人を育む

1.地域産業・歴史を理解する取組の推進

2.地域を担う人材育成の推進

3.グローバルな人材育成の推進

4.生涯を豊かに生きる環境を整える

1.生涯学習・社会教育の推進

2.文化芸術・スポーツ活動の推進

3.社会教育施設の整備・活用

むすび

 

~本文~

はじめに

令和3年第1回市議会定例会の開会にあたり、令和3年度の教育行政の基本方針と重点施策について申し上げます。

AIやIoTなどの先端技術が産業や生活に取り入れられる新たな時代の到来を迎え、市民一人ひとりがたくましく、豊かな人生を送れる地域社会を目指し、本市ではこのたび教育施策の大綱を改定いたします。

新たな大綱では、教育目標として「一人ひとりが夢を持ち、新たな時代に挑戦する力、生きる力を育む」を定め、4つの教育施策の基本方針を掲げ、12の基本施策を明記しており、それらの取組を着実に推進していくことが重要であると認識しております。

学校教育においては、子どもたちの「生きる力」を育むため、引き続き「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和のとれた教育活動を推進するとともに、国の少人数学級への取組などと連動することで、教育のさらなる質的向上に鋭意取り組むほか、地域ごとの児童生徒数や教育の多様性などの動向を注視しながら、子どもたちの学習環境の確保に努めます。

社会教育においては、市民による地域貢献活動、人生が豊かになる活動を推進するため、主体的に学べる環境を整備するとともに、安心・安全で活力ある地域づくりのため、地域と学校が一体となった協働活動の体制づくりに取り組みます。

以下、その施策の概要を申し上げます。

1.子どもたちの創造性と可能性を育む

第1の柱は、「子どもたちの創造性と可能性を育む」であります。

1-1.「確かな学力」の育成

最初に「確かな学力」の育成については、令和2年度の小学校に続き令和3年度からは中学校で全面実施となる学習指導要領と「第3期室蘭市学力向上基本計画」に基づき、1人1台端末・デジタル教科書などのICTを活用しながら「主体的・対話的で深い学び」の授業づくりや、実効性のある学力向上プランの作成などに努めます。また、校区ごとの9年間を見すえた小中連携教育の一層の促進と、小中一貫教育の検討、小1プロブレムに対応するための幼保小の連携による円滑な接続に努め、学習・生活習慣の定着を図ります。

1-2.「豊かな心」の育成

「豊かな心」の育成については、「特別の教科道徳」を要とし、すべての教育活動を通じ、生命尊重や思いやりの心などを育んで参ります。また「室蘭市いじめ防止基本方針」に基づき、未然防止や早期発見の取組を強化し、「むろらん子どもサミット」においては、いじめ問題について、子どもたちが主体的に考える機会を作ります。さらに1人1台端末の活用を見すえ、情報モラルやインターネットを正しく使いこなす能力であるネットリテラシーなど、規範意識や防犯意識の向上に取り組みます。

加えて、他者の人格・個性・立場を尊重する態度や、誰に対しても公正・公平に接し、差別や偏見のない社会の実現に努める大切さなどについて、道徳教育や人権教育で培えるよう推進します。

1-3.「健やかな体」の育成

「健やかな体」の育成については、各校の体力向上プランを基に小・中学校9年間を見通した取組を通じて、子どもたちの体力向上、運動習慣の定着に努めます。また、望ましい食習慣の醸成や食と健康に関する知識の定着を図るため、栄養教諭による食育指導や「がん教育」の取組を計画的に推進します。

2.だれ一人取り残すことのない教育の推進

だれ一人取り残すことのない教育の推進については、市内3カ所目の言語通級指導教室を海陽小学校に開設して、よりきめ細やかな指導体制の整備を図るほか、障がいの有無に関わらず、全ての子どもができるだけ同じ場で共に学び共に育つインクルーシブ教育の推進など、早期から一貫した支援を行うことで、教育環境の整備・充実に努めます。

また、全ての児童生徒が義務教育を円滑に受けることができるよう、就学援助や特別支援教育就学奨励費の支給、学習支援事業の周知と支援、相談体制の充実など、総合的な取組を進めます。

さらに、不登校への対応については、SSW(スクールソーシャルワーカー)の役割を明確にし、福祉関係機関との更なる連携により、子どもたちや保護者へより一層の支援充実や相談機能強化を図ります。また、あわせて施設名称を適応指導教室から「室蘭市教育サポートセンターくじらん」に変更します。

3.特色ある教育活動等の推進

特色ある教育活動等の推進については、本市の優位性である、ものづくり産業を中心とした各種の技術力を活かした、革新的・創造的な人材を育成する室蘭型STEM(ステム)教育の充実に努めます。

このほか環境教育の推進として、PCB廃棄物処理施設や環境科学館・図書館などと連携した「室蘭こども環境学習」を実施し、環境意識を高める取組を推進します。

私学振興では、市内の私立高等学校・専修学校の特色ある教育活動への補助などの支援を継続して行います。

2.子どもたちの学びの環境を整える

次に、第2の柱は、「子どもたちの学びの環境を整える」であります。

1.ICTを活用し創造(想像)力を育む学習環境の推進

ICTを活用し創造(想像)力を育む学習環境の推進については、多様な子どもたちのニーズに合わせ、GIGAスクール構想に対応した1人1台端末や高速大容量通信ネットワークなどを活用し、従来の教育実践とのベストミックスにより、新たな時代に求められる創造(想像)力や情報活用能力などの育成に努めます。

2.子どもたちと教員が向き合う学習環境の推進

子どもたちと教員が向き合う学習環境の推進については、学校業務の見直しや勤務時間管理の徹底などに引き続き取り組み、小学校の専科指導や通級指導の加配教員の積極的な活用を図るなど、教員が子どもたちと向き合う時間を確保するとともに、学校運営体制の整備・充実に努めます。

また、研究指定事業を通じて、「主体的・対話的で深い学び」へ向けた授業の改善に努めるとともに、教育研究所においては、ICT、1人1台端末の効果的な活用を目指した研究、各学校の有効的な取組の情報発信と共有、研修講座の内容充実に努めます。

あわせて、学校教育に対する信頼を損なうことのないよう、教職員一人ひとりが教育公務員としての責務と立場を自覚し、服務規律の保持に努めます。

3.子どもたちの安全を守る取組の推進

子どもたちの安全を守る取組の推進については、自転車利用を含めた交通安全指導や市内一斉巡回活動、見守り活動を継続するほか、関係機関と通学路の合同点検の実施や「子どもを守る家」の一層の周知、不審者情報の速やかな発信による注意喚起に取り組み、安全確保を図ります。また、関係部署との連携による一日防災学校などを実施します。

学校給食については、学校給食衛生管理基準を順守し、子どもたちへの安全・安心な給食提供に努めます。

3.室蘭に愛着を持ち、未来に挑戦する人を育む

次に、第3の柱は、「室蘭に愛着を持ち、未来に挑戦する人を育む」であります。

1.地域産業・歴史を理解する取組の推進

地域の産業・歴史を理解する取組の推進については、ものづくり産業を中心とした各種産業への関心を喚起し、室蘭への愛着を育む「てついく」の取組を産学官民連携して進め、教員研修や授業における工場見学・職業体験などを行うほか、「炭鉄港」をはじめとする歴史資産を通じて、室蘭にとどまらず、北海道の産業、歴史の理解につなげていきます。

また、学校給食では、地場産食材を活用し、地域に根付いたメニューの充実に努めます。

2.地域を担う人材育成の推進

地域を担う人材育成の推進については、本市副読本「私たちの室蘭」や体験学習などを通じて、ふるさとへの誇りと地域を担う一員としての自覚を育みます。

また、令和4年度にコミュニティ・スクールが始まる3校区(桜蘭中学校区、東明中学校区、翔陽中学校区)への学校運営協議会の設置を推進し、学校と地域で無理なく持続可能な関係づくりを目指しつつ、両者による「協働活動」が「地域創生」にもつながるように努めます。

3.グローバルな人材育成の推進

グローバルな人材育成の推進については、海外経験が豊富な講師による「出前授業」、姉妹・友好都市や、室蘭工業大学国際交流センターとの連携による留学生との交流などを通じて、国際理解教育の推進に努めます。

また、英語教育については、増員したALTの有効活用を図るなどその充実に努めます。

4.生涯を豊かに生きる環境を整える

次に、第4の柱は、「生涯を豊かに生きる環境を整える」であります。

1.生涯学習・社会教育の推進

生涯学習・社会教育の推進については、「室蘭市社会教育振興計画」や「第2次室蘭市男女平等参画基本計画」などに基づき、市民一人ひとりが生涯にわたり学び、豊かな生活を送りながら、多様な生き方を認め合い、共に支える地域社会の実現を目指し、次世代につながる地域の活力を向上させていく環境づくりを、各種関係団体と共同して推進します。

また、「第3次子どもの読書活動推進計画」に基づき「親子ふれあい事業ブックスタート」や読み聞かせボランティアの人材育成講座など、子どもたちの読書環境づくりにつながる取組を新図書館への移設などと並行して推進します。

港の文学館については、「世界の児童文学」を年間テーマとし、各種企画展などを開催します。

2.文化芸術・スポーツ活動の推進

文化芸術の推進については、旧絵鞆小学校円形校舎棟の一部を活用し、市内の遺跡出土資料の公開に向けた取組を進めるほか、西いぶり定住自立圏文化事業の実施などに取り組みます。また、アイヌの伝統文化や歴史に関する講演会や体験学習会の開催、民俗資料館の展示の充実に努めるなど、民族共生象徴空間「ウポポイ」とも連携しつつアイヌ文化の普及啓発の取組を進めます。

スポーツ活動の推進については、「新しい生活様式」を踏まえた中で、スポーツ関係団体とも連携を図り、子どもから高齢者まで、安心して活動できるよう努め、広く市民の健康づくりを行って参ります。

3.社会教育施設の整備・活用

社会教育施設の整備・活用については、令和3年12月の開館に向け「環境科学館・図書館」の整備を進めるとともに、開館後のにぎわいを図っていくため、関係部署・地域などとの連携に努めるほか、入江運動公園内での「(仮称)室蘭市総合体育館」の整備を継続して進めます。また、祝津公園内では新たなサッカー場の整備として、設計・施工・運営までを一括して行うDBO方式を採用するなど、活用も視野に入れた整備を推進します。

むすび

以上、令和3年度教育行政方針について、申し上げました。

新型コロナウィルスの影響により社会や産業が大きく変化し、「新しい生活様式」に対応した生活が基盤となる中、新たな時代に生きる力を育むために教育行政の果たす役割は、ますます重要との認識に立ち、これからも「子どもたちが生き生きと輝き」「生涯にわたって主体的に学ぶ」ことができる環境づくりに努めて参りますので、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

 

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お問い合わせ

教育部総務課 
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-22-5101   ファクス:0143-22-6602
Eメール:kyoiku-somu@city.muroran.lg.jp

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