ホーム > 学ぶ・遊ぶ > 子育て > 子ども発達支援センター(あいくる) > 旧障がい児通園施設3園の移転後の施設の機能と国のサービス体系の見直しによる利用者の拡大
昭和40年代に整備された旧えとも学園(知的障がい児通園施設)、旧あゆみ園(肢体不自由児通園施設)や旧児童通園センター(発達支援)の老朽化対策と相談機能拡充のため、母恋南町にあった旧朝陽小学校校舎の有効活用を兼ねて平成20年度に施設整備を行い、3施設を集約。平成21年度4月に室蘭市子ども発達支援センター(通称あいくる)として、新たに開設しました。
平成16年の国連における障害者権利条約批准に伴い、国の障害者支援制度の見直しが行われることとなり、これまでの医学モデルをベースとした制度体系から障がい者の社会モデルをベースとした制度体系に見直しが行われ、障がい者の社会的ノーマライゼーション(社会的自立)の考えを基本とした制度として、平成18年度に障害者自立支援法(平成25年に支援制度の拡充と名称が改正され、現行は障害者総合支援法に改名)が施行されました。
以前の制度では、障害者手帳等を持つ障がい児が都道府県の措置によりその障がい区分別(知的・肢体不自由・精神の3区分)に施設を利用できることになっていたため、重複した障がいを持つ障がい児は障がい区分の違う施設利用が難しい状況となっていました。
また、発達障がいについては、法が長らく未整備であったため、サービスを受ける施設が無い状況でした。このため、平成24年度に障がい福祉サービスを障がい区分別では無く、通所型と入所型に一元化することで利用しやすいように統合されました。また、利用者を拡大するため、平成25年度からは、障害者手帳などを持たない児童でも、市町村が発達支援の必要性を認めれば施設利用が可能になるなど、障がいの有る無しに関わらず、気になる行動や特性のある児童も利用できるようになりました。
さらに、あいくるでは、独自に気になる行動や特性、集団生活での課題のある児童の相談を受付け、指導や助言、関係機関の紹介を行うなど、相談機能の拡充も行っています。
お問い合わせ
保健福祉部子育て支援課子ども発達支援センター(あいくる)
住所:〒051-0003 室蘭市母恋南町2丁目22番3号
電話:0143-25-5501
ファクス:0143-25-5500
Eメール:ryouiku@city.muroran.lg.jp
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