災害時の自力避難が困難な方への避難支援の取り組み「室蘭市避難行動要支援者プラン」について

室蘭市では平成23年3月に「災害時要援護者避難支援プラン」を策定し、災害時における迅速且つ円滑な避難体制への取り組みを実施しておりましたが、災害対策基本法の一部改正により「室蘭市避難行動要支援者プラン」に見直しを行いました。今後は「室蘭市避難行動要支援者プラン」に基づき取り組みを進めていきます。

なお、新たな名簿が作成されるまでの間はこれまでの「災害時要援護者避難支援プラン」に基づき作成した名簿を活用し避難支援を行います。

「室蘭市避難行動要支援者プラン」（PDF：68KB）

【いままでの取り組み】
平成23年6月より高齢者実態調査・広報紙などで「災害時要援護者避難支援プラン」の趣旨を説明し、対象者（高齢者世帯や介護が必要なかたなど”要援護者”）には民生委員さんや職員が訪問、申請書の提出をお願いし、面談などを実施した後、名簿に登録しておりました。

新たな「室蘭市避難行動要支援者プラン」の概要

名簿を作成します。

迅速な避難の確保を行うための基礎となる名簿を作成します。

1. 関係部局の情報を把握し
2. 対象となる方にプランの主旨及び外部への情報提供に対しての同意書を送付します。
3. 同意書の返信結果を踏まえ名簿を作成します。

名簿の対象者

次の方を名簿の対象者としています

1. 要介護認定3以上
2. 身体障害者手帳2級以上
3. 療育手帳A
4. 精神障害者保健福祉手帳1級
5. 難病患者
6. 避難支援等関係者となる者が支援の必要を認めたもの

なお、上記以外でも避難に支援が必要な方は登録が可能ですので防災対策課までご相談ください。

名簿の提供

迅速な避難の確保を行うため同意を得られた方については平常時から避難支援等関係者へ名簿を提供し、情報を共有します。

なお、災害発生時については、本人の同意の有無にかかわらず、避難支援等関係者へ名簿情報が提供されます。

避難支援等関係者となるもの

• 消防機関
• 警察機関
• 民生委員・児童委員
• 社会福祉協議会
• 町内会・自治会・自主防災組織
• 事前に協定を締結した避難支援等の実施に携わる関係団体