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平成26年度第4回室蘭市安全で住みよいまちづくり協議会会議録

日時

平成27年2月19日(木曜日)13時30分~15時30分

場所

室蘭市役所本庁舎2階大会議室

出席委員13名

事務局

小林地域生活課主幹、倉田生活安全係係長、島田生活安全係主任

説明者

本野高齢福祉課主幹

傍聴者

0人

配布資料

会議次第

1.開会

2.安全安心都市宣言唱和

3.会長挨拶

4.室蘭市挨拶

5.協議事項

報告

(1)「室蘭市暴力団の排除の推進に関する条例」

議事

(1)これまでの協議会の経緯、犯罪、事故及び災害状況について

(2)これまでの市の主な取組の実績、今後の方策について

6.説明

説明内容介護ボランティアについて

説明者保健福祉部高齢福祉課主幹本野純子氏

7.その他

5.閉会

会議内容

1.開会

2.安全安心都市宣言唱和

3.会長挨拶

4.室蘭市挨拶

5.協議事項

報告

(1)「室蘭市暴力団の排除の推進に関する条例」について
事務局
  • 本条例につきましては、平成26年10月から11月にかけて3回開催された協議会においての、皆様のご意見を盛り込み、作成された意見書を、市長へ提出し、平成26年12月16日、第4回市議会定例会において条例制定について諮り、同日施行となっております。本条例に、暴力団の「市の事務事業からの排除」「市の公の施設からの排除」、市民の「禁止行為」が明記されたことにより、暴力団の排除の推進が図られることとなりました。さらに、条例の施行後の12月25日に、室蘭市と室蘭警察署の間で「暴力団等の排除に関する合意書」を締結し、暴力団に関する情報提供や支援について、具体的に定められました。市といたしましては、「室蘭市暴力団排除の推進に関する条例」ついて、広報等で啓発を実施することとしており、昨日の2月18日15時から、室蘭市暴力追放運動推進協議会や室蘭警察署、室蘭登別防犯協会連合会、北海道薬物乱用防止指導員西胆振地区協議会などの皆様と、東室蘭自由通路で特別啓発を実施し、2月24日までパネルの展示も行っている。条例に関する報告は以上です。

 

質疑なし。

 

議事

(1)これまでの協議会の経緯、犯罪、事故及び災害状況について
事務局
  • これまでの協議会の経緯を資料1「これまでの経緯」をもとに説明。
  • 犯罪、事故及び災害状況を資料2「防災、事故及び災害等の状況」をもとに説明。
A委員
  • 不審者情報メールについて、最近報道でも不審者より児童が殺害されるなどの事件などの不審者情報があるため、室蘭市の状況を伺いたい。1点目は、直近の児童生徒の不審者被害はどのようなものがあるのか。2点目は、教育委員会より発信されているが、情報源は保護者等を通じて報告があるのかを伺い。資料2の交通関係について、室蘭警察署管内では過去10年間で減少傾向にあるが、室蘭市は増減を繰り返している。例年室蘭では2月、11月に事故が多くなる傾向があるが、昨年は7月から9月に交通事故が集中している。また、20代と60代の交通事故が多く、金曜日に交通事故が多く、土日は少ない傾向がある。そのため、交通事故が懸念されるため、夏場、20代と60代に的を絞った交通安全運動や啓発を推進していきたい。
事務局
  • 不審者情報メールは教育委員会の指導班が担当しているが、まず1点目の児童生徒の不審者被害について、東町で児童が頭を叩かれる事案や登下校時に盗撮された事案などが主な情報である。不審者情報メールについては、警察から教育委員会への情報提供や保護者が学校通じて報告された情報などをメールの登録された方へ配信している。また、警察署でも不審者情報メールとしてほくとくん防犯メールを発信している。これは児童や生徒に限らず、不審者情報を配信している。
室蘭警察署
  • 室蘭警察署といたしましても、児童が被害を受けた場合は、速報事案として全署あげて被疑者の確保や見回りを強化し対応している。また、女性への声かけ事案についても、迅速に対応している。しかし、室蘭警察署で認知していない場合もあるので、ご近所で不審な方がいた場合は、室蘭警察署に相談をして情報提供してほしい。事務局より説明があったが、事前に登録している人にほくとくん防犯メールを配信しているので、利用していただきたい。
B委員
  • 資料2の交通関係について、室蘭警察署管内では過去10年間で減少傾向にあるが、室蘭市は増減を繰り返している。例年室蘭では2月、11月に事故が多くなる傾向があるが、昨年は7月から9月に交通事故が集中している。また、20代と60代の交通事故が多く、金曜日に交通事故が多く、土日は少ない傾向がある。そのため、交通事故が懸念されるため、夏場、20代と60代に的を絞った交通安全運動や啓発を推進していきたい。

 

(2)これまでの市の主な取組の実績、今後の方策について
事務局
  • これまでの市の主な取組の実績を資料3「平成26年度これまでの市の主な取組の実績」をもとに説明。
  • 今後の方策を資料4「今後の方策について」をもとに説明。
C委員
  • 不審者の件について、かけこみ110番のマークなどを目にするが、現在の状況と今後の拡大などの政策があるのか伺いたい。
  • 覚せい剤や危険ドラックについて室蘭市の状況を伺いたい。
  • 隣接市で近隣トラブルからボーガンを使用した事件が発生し、普段は普通の人だったようだが、ひきこもりだったようだ。不審者の特定は出来ず、特にプライバシーのこともあり難しいと思うが、精神障害の人を町内会や民生委員で状況を把握ができないものか。また、近所で大声を出し騒いでいる人がいる場合でも、直接苦情を言うことはトラブルとなり難しく、相手が暴力団等の場合もあり、対処が難しい。相談窓口や対処する方法はいかがか。
事務局
  • 子どもを守るパトロール隊などは、地域生活課が所管しており、地区連単位で活動を実施しており、15地区連合中7地区が結成して活動している。かけこみ110番については胆振地方石油販売業協同組合が実施しており、ガソリンスタンドにかけこみ110番の旗を掲げ実施されている。室蘭市では子どもを守る家という名称で子どもの避難所を設置しており、503件登録されている。高齢により登録が難しくなり減少しているが、学校等と連携して設置数の増加を目指したい。
  • 不審者の情報については、個人情報が関係しているため、対応が非常に難しい。
  • 精神障害について保健所が対応しているため、胆振総合振興局と連携を図って対応したい。
室蘭警察署
  • 警察署であっても、特定のグレーゾーンの人、罪を犯していない人を隔離することはできない。また警察が注意し一時はおとなしくなるが、警察がいなくなるとまた騒ぐこともあり、モラルの低下であり、社会全体でとらえていかなければならない状況である。警察に相談は多い内容であるが、警察に通報すれば解決できる問題ではなく、地域全体で模索していかなければならない。一生刑務所などで隔離することは出来ないことを考えると地域の協力がなければ、問題は解決しないので、ご協力をお願いしたい。
  • 薬物については、室蘭市内でも使用している人を検挙している。覚せい剤の根絶は、暴力団の排除が大前提である。薬物の販売には必ず暴力団が関与し、暴力団の資金源になっている。薬物を根本的に根絶するためには暴力団の排除が不可欠である。本協議会の委員や地域の皆様と連携して、暴力団排除に向けて取り組みたい。
D委員
  • 今後の方策の中で、子どもの安全の推進となっているが、みなと小学校の開校にあたり、今までと同様の活動で良いものではなく、またパトロール隊に任せるのではなく、新しい動きが必要となると思うが、どのように対応するのか。
  • 暴力団の排除の推進に関する条例について、市の公の施設を暴力団に活用させないとなっているが、私の団体も指定管理者として施設の管理を請け負っており、障がい者手帳をもって利用されている方の中に暴力団の方もいることも想定される。担当課とも協議しているが、指定管理者側は申し込みの段階では、暴力団かどうかわからないのでどう対処するとよいのか。また、指定管理者には通達などがなく、条例制定したが、対応しないのであれば条例が冠となって意味をなさないのではないか。指定管理者が直接警察に情報提供をしていただく方法はないので、アドバイスや方法を伺いたい。
事務局
  • 子どもを守るについて、連合町会などに働きかけは行っており、それとは別に単位町会や企業、団体などに登録制で黄色いパトロールベストをお貸しして、パトロール活動を支援している。
  • 暴力団の排除について、関係機関と連携して条例の普及啓発に活動に努めている。また、指定管理者への通知については、管財契約課と連携してスムーズに対応できるよう協議を進めているため、もう少しお時間をいただきたい。
E委員
  • 薬物について、昔は船から薬物が入ってきたと言われていたが、現在はどうか。
  • 若い人が薬物の犠牲になることが懸念される。そのため、若い人へ薬物の知識を深めて、未然に防いでほしい。インターネットで危険ドラックが購入することができ、体に害のあるものとわからず友達同士のゲーム感覚で使用する若者がいる。自分の身を守る方法を教育で教えてほしい。道の保健所で薬物乱用教室を行っているが、室蘭市においても学校や保護者が子どもを守るために指導してほしい。
事務局
  • 薬物について、警察署や保健所と連携して、市内の小中学校で薬物乱用防止教室を実施している。教育委員会の指導班と協議の上、より一層の啓蒙活動を行っていきたい。また、市としても数年前に薬物乱用防止キャラバンカーを市のイベント会場へ配置して、若者への啓蒙活動を実施するなどを行ってきており、今後も若者への薬物乱用防止に力を入れていきたい。
室蘭警察署
  • 若い人たちへの薬物について、学校からの要望を受け薬物乱用防止教室を実施している。しかし、若い人たちの薬物が蔓延しており、特に危険ドラックはタバコと同様な気軽さで使用してしまう人がいる。室蘭警察署としても薬物乱用防止に力を入れていきたい。
  • 船の件については、警察署と税関そして海上保安庁とが連携して対処しており、水際で対策を行っている。
E委員
  • 薬物乱用防止ついて、若いときに使用していた人が成年、中年になっても薬物を絶つことができず、近隣とのトラブルなどを起こしているケースがあるので、若い人から薬物乱用を防止するための啓発などに私たちも協力していきたい。
F委員
  • 先日、札幌市で看板が落下して大きな事故になったことがありました。室蘭市においてはどのような対策を行っているのか伺いたい。
事務局
  • 建物に付随する看板の設置については、3階以上で一定の要件を満たす場合は、市の建築相談課へ報告することになっている。低い看板であっても、道路に面している場合は、市の土木課に占用許可の申請をしなければならないようになっているため、それらについて市で把握している。昨日、道より通達があり、確認仕方について道のやり方が示され、室蘭市としても道に同様に対応していく。方法としては、市が把握している所有者に対し、看板の設置について危険が伴うこともあるため、適切な設置を周知の徹底を図る予定となっている。看板の設置に係る安全管理は所有者が行うこととなっているので、市が1件1件確認に行くことは行わず、所有者に適切な設置を依頼していく。
G委員
  • 今の意見に関連して、市役所の近くに空き家になっている老朽家屋があり、土地の所有者や建物の所有者等がいるため複雑であると思うが、歩道にロープなどが設置され入れないようになっているのは危険だからだと思う。どのように対応しているのか。
事務局
  • 2年前に本市で空き家等の適正管理関する条例が制定されたが、市役所の近くの老朽家屋については、建物の所有者が不明であり、土地の所有者と異なっているため、条例によっても対応できない案件となっている。市としては、歩道に面しており危険であり、安全に配慮するため建物前の市道である歩行者道路を通行できないようにバリケードを設置し、信号機について一部は渡らせないようにするなど人命の確保を優先に対策を行っている。
H委員
  • 子どもの安全について、近年報道されているが、子どもが被害者になる誘拐や声掛け事案など懸念されている。警察署は情報などによりデータ化され保有されていると思うが、地域ではなかなか知りえない。個人情報のこともあるが地域で見守るためになんらかの方法はないものか。
事務局
  • 市としても懸念している。しかし個人情報の件もありデータ把握は困難である。そのため、できるだけ多くの人に子どもの見守りに参加していただきたく、本協議会の委員の所属団体におかれましても、ご協力いただける人にお声掛けいただきたい。パトロール活動は人数が多いほど抑止力につながるため、お買い物やお散歩の時にぜひパトロールベストの着用をお願いしたい。

 

6.説明

説明内容介護ボランティアについて

  • 資料3の5に掲載されており、事務局で説明されたとおり昨年1月から実施している制度である。登録する場合は、社会福祉協議会で実施する1時間30分の介護ボランティア研修を受けてもらう。研修を受講できる人は65歳以上、室蘭市住んでおり、介護要支援や介護認定を受けていない人で、なおかつ介護保険料の滞納がない人である。1時間30分の研修の中で、介護ボランティアの役割、関わるときの注意事項等の学び、その後、活動したい人は社会福祉協議会に登録し、介護ボランティア登録手帳を受け取る。1月から12月までの活動をポイントで貯める形となる。登録施設で活動すると施設から日付入りのスタンプを押印される。1時間に付き1スタンプ、1日2スタンプとなっている。2時間以上活動されても、1日2スタンプまでとなっている。1年間最大50ポイントで、1ポイント100円に換算して、1年間で最大5000円の換金できる。換金申請は3月末までに社会福祉協議会へ申請を行うと口座に入金される仕組みとなっている。おむつ替えや移動など危険がともない介護士などが行う作業は対象外としている。お話し相手や囲碁の対戦相手、洗濯物を畳む作業や食事のお茶入れなど資格がなくてもできるようなことを対象にしている。今年の換金申請が終了しており、50ポイント貯められた人は32人いる。自分の介護予防のために介護ボランティアを行っているので、申請しない人もいる。ボランティア活動している人の生きがいになっている。施設においては高齢者とじっくり関わることが出来ないので、介護ボランティアの人が気づいたことなどもあり、教えてもらうこともあり、相互にとって良い制度になっている。関心がある人は、4月から研修もありますので、周りに周知していただき、社会福祉協議会へお問い合わせいたければと思いますので、よろしくお願いします。

 

7.その他

事務局

  • 2月24日まで東室蘭自由通路(わたれーる)において、室蘭市暴力団の排除の推進に関する条例に合わせた特別啓発パネル展を実施しておりますので、時間がある方は是非ご覧ください。

 

8.閉会

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お問い合わせ

生活環境部地域生活課市民生活係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2380   ファクス:0143-24-7601
Eメール:seikatsu@city.muroran.lg.jp

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