函館どつく 株式会社 室蘭製作所

船舶と大型鉄鋼物を製作することができる技術と設備

 函館どつく株式会社室蘭製作所は、主に漁船や漁業調査船、貨物船、運搬船など、中小型船舶の建造・修繕と、橋梁などの大型鋼構造物の製造を行っています。北海道内に大型乾ドックを完備する造船所は函館どつくが所有する函館と室蘭の2か所しかなく、船舶製造設備のほか、橋梁・産業機械作設備など多目的な設備も備えているのは、室蘭製作所が道内唯一です。

 特に船舶の修繕では国内外で実績を残しており、高度な技術力が評価され、サハリンの砕氷船修繕のような仕事も多数受けています。
橋梁などの大型鋼構造物を製造してきた技術が造船業務に大きく生かされています。

長さ194m,幅25mの乾ドック

東日本大震災により被害を受け修繕された巡視船「くりこま」

船舶建造や修繕、橋梁建造によって培ってきた技術の蓄積

 昭和50年代の造船不況により一時造船業から撤退を余儀なくされ、大型の橋梁や産業機械などの建造に特化することで存続を図ってきました。しかし、その橋梁や産業機械などを製造する技術が、今日の技術力に繋がることとなりました。

 橋梁は使用年数が長く、船舶同様に厳しい設計基準が求められます。20世紀最大のプロジェクトと呼ばれた本州四国連絡橋や白鳥大橋など豊富な橋梁作りの経験から、大型鋼構造物を製造する技術を蓄積し、当製作所における高強度な船舶造りに生かされています。

精度の高いものづくり現場

中小型船エキスパートへの挑戦

 2013年6月、室蘭製作所は初のフェリー建造に着手しました。全長105m、幅19m、深さ11.45mで、冷蔵庫やキッチン、畳など居住空間にも様々な工夫が必要となり、これまで手掛けてきた種類とは違った難しさがありました。また、イカ釣り漁船へのLEDの導入や、より鮮度を保つ冷凍設備の開発など、多種多様な中小型船に対応できる技術の蓄積とさらなる挑戦をして、室蘭製作所にしかできないものづくりを目指しています。

進水式の様子。船がごう音とともに港内に滑り降りる。

主要製品・保有技術

主要製品
  • 船舶の建造・修繕
  • 橋梁製作・据付
  • 大型荷役機械・各種産業機械
保有技術
  • 公共性の高い橋梁の設計、製作、現地据付技術
  • アンローダー、スタックレーマー等の大型荷役機械及び各種クレーンの設計から現場組立技術
  • 各種高度溶接技術

主要設備

主要設備 メーカー・能力 台数
NC酸素プラズマ切断機 4.4M×22M(6m/m~50m/m) 1
NCガス切断機 3.5M×22M(6m/m~40m/m) 2
NC自動ガス鋼管切断機 切断径80A~800A 1
油圧プレス 1000t門型 ラム移動式 1
ベンディングローラ 500t ボトムロール固定式 1
ベンディングローラ 200t 12m/m×3000 1
フレームベンダー 最大形鋼400m/m×100m/m 3
長尺旋盤 長さ15.0M×振り1.5M 1
平形立削盤 長さ7.5M×行程0.6M 1
立旋盤 外径φ3.5M×高さ3.7M 1
万能試験器 1
超音波探傷器 3
金属顕微鏡 3

会社概要

社名
函館どつく 株式会社 室蘭製作所
創立
1938年10月
資本金
17億4,600万円
代表者
常務取締役所長 武田 勇一
従業員数
139名
住所
〒051-0036 北海道室蘭市祝津町1丁目128番地
TEL
0143-27-1251
FAX
0143-27-4533
URL
http://www.hakodate-dock.co.jp/jp/
加入団体
  • 産学交流プラザ「創造」
  • 日本造船工業会
  • 日本中小型造船工業会
  • 北海道機械工業会
  • 地域共同研究開発センター
主要取引先
  • 三菱商事株式会社
  • 大湊地方総務部
  • 三菱重工業株式会社
  • 室蘭市
  • 石川島播磨重工業株式会社
  • 川崎重工業株式会社
  • 雪印乳業株式会社
  • 北海道開発局
  • 道庁

会社所在地

42.341370140.954322
  • 金型
  • 産業機械・部品
  • 自動車用部品
  • 船舶
  • 鋼材
  • 鋼構造物
  • 化学工業製品
  • 電子部品
  • 機械・プラント設計
  • 検査・分析
  • セメント製品
  • 室蘭手わざの会