室蘭市

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ふくろう文庫

ふくろう文庫とは

ふくろうは、古代ギリシャでは女神アテナの従者であり「森の賢者」と称されるなど、知恵の象徴とされている。

ふくろう文庫は、平成11年12月、図書館の図書購入費からではなく、市民がつくる市民文庫を作ろうと、元図書館長の山下敏明さんが発案、命名し発足した。市民から、人生の節目や出来事の記念に寄付をいただき、寄付の額に応じた図書を、山下さんが選書し、図書館に寄贈している。

本には、贈り主の名前、贈る理由(初孫誕生、祖父追悼など)、その際に遺したい言葉などを、ふくろうをかたどった蔵書票に記入して一冊ごとに貼っている。収集にあたっては、50年100年たっても文化財として生き残りうる本をそろえて、市民文化の知的財産を残したいという思いが込められている。美術品や画集、写真集などは、値段が高い上に、大きく、重たい物が多く、大きな書店でも置いていない。それを、図書館でそろえて、他都市の美術館に出かけなくても、地元室蘭で世界の芸術を味わえるような取り組みも行っている。

市立室蘭図書館の貴重な知的財産を次代につなげようと、ふくろう文庫を支える「ふくろうの会」が活動している。現在9人で文庫の整理や展示会のお手伝いなどを無償で行っている。また、貴重なコレクションがそろう「ふくろう文庫」の蔵書を、市民にも閲覧してもらい、芸術や文化に触れてもらおうという市民も動きだしている。その名も「ふくろうウオッチャーズ」。30人の市民がボランティアで毎週木・土曜日の10時から16時まで、図書館3階で蔵書の案内役を交代で行っている。また、「ふくろう文庫ワンコイン美術講座」が定期的に開催されており、受講者からいただいている入場料は、すべてふくろう文庫の蔵書購入にあてられている。

企画展も開催している。あまり目に触れることの少ない本を、より多くの市民に見てもらう活動は好評。市民手づくりの市民文庫として着実に成長し、室蘭からの文化発信の担い手となっている。

貴重な図書を知的財産として次代に残すことを望む市民の温かい熱い思いによって、蔵書される市民文庫の取り組みは全国的にも例がない。ふくろう文庫には、これまでに約4,700万円、約5,800冊を蔵書している。室蘭だけのユニークな取り組みは「蔵書1万冊」という目標に向けて、活動を続けている。

 

現在の所蔵については、下記のリストをご覧ください。(書名はアイウエオ順)

ふくろう文庫リスト(PDF:381KB)

 

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お問い合わせ

教育部図書館 
住所:〒051-0015 室蘭市本町2丁目2番5号
電話:0143-22-1658   ファクス:0143-23-3342
Eメール:m-tosyokan@city.muroran.lg.jp