平成30年6月から室蘭とフェリーで結ばれる岩手県宮古市。歴史的に見ると、室蘭地域とのつながりが古くから見られます。
天然の港を背景に、宮古市にも本市と同じく縄文文化からの多くの遺跡が確認されています。
史跡崎山貝塚をはじめ多くの貝塚遺跡がみられることや、その内容も本市の遺跡と共通します。
また幕末には、盛岡南部藩ゆかりの史跡として室蘭には史跡東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡が現存しますが、
ここの警備にあたった藩士たちを輸送した船は、盛岡南部藩唯一の外港であった宮古からきていたと考えられています。
平成30年のフェリー就航、歴史的に見ると昔から続いてきた両地域の新たな一幕なのかもしれません。
(写真左:盛岡南部藩の軍船虎丸、宮古港を拠点に蝦夷地警備に使われたという。宮古市教育委員会提供)
宮古地域のあゆみや文化の特色、魅力などについて紹介する写真展を開催します。
是非ご覧いただき、フェリーで宮古を訪れるきっかけにしていただければと存じます。
会期:平成30年5月25日(金曜日)~7月8日(日曜日)10時~16時
会場:室蘭市民俗資料館(市内陣屋町2丁目4番25号、0143-59-4922、入館無料です)
主催:宮古との交流事業実行委員会(主管:室蘭市教育委員会)
展示協力:宮古市教育委員会、もりおか歴史文化館
日時:平成30年6月30日(土曜日)11時より(1時間程度)
内容:宮古市教育委員会の主任学芸員、長谷川真氏、市史編さん室長、假屋雄一郎氏をお招きし、「宮古港のあゆみ」と題し、宮古の歩みに関するご講演と、展示解説をいただきます。せっかくの機会。皆様ぜひお越しください。
申込み:ご不用です(当日会場までお越しください)
宮古と室蘭の歴史的な縁をテーマに、講演会を開催します。
岩手県宮古市の学芸員の皆様にお越しいただき、宮古地方の歴史や文化、
遺跡・文化財などご紹介いただきながら、室蘭との歴史的・文化的な縁について解説いただきます。
日時:平成29年8月26日(土曜日)13時半~15時半
会場:胆振地方男女平等参画センター(ミンクール)2階大研修室
内容:宮古地域の歴史や文化に関するお話しと懇談会
(詳しくは別添チラシ(PDF:165KB)をご参照ください)
お問い合わせ
教育部生涯学習課[文化振興]
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-22-5094
ファクス:0143-22-6602
Eメール:syougaigakusyuu@city.muroran.lg.jp
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