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リハビリテーション科

リハビリテーションセンター長 整形外科医師 石川一郎

リハビリテーションセンター長 
整形外科医師 石川一郎

リハビリテーション科 主幹 理学療法士 村井誠

リハビリテーション科 主幹 
理学療法士 村井誠

リハビリテーション科は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の職種が在籍しております。平成21年度から積極的なリハビリ職種の増員に着手し、現在では総勢39名となり診療科にもよりますがほとんどの入院患者さんに対して充実したリハビリを行っています。

リハビリ科の基本方針としては「急性期リハビリテーション」「がんのリハビリテーション」「予防的リハビリテーション」の3本の矢を掲げ、現在は特に「急性期リハビリテーション」の分野に重点を置き様々な取り組みを行っております。

患者さんはリハビリセンター室(呼称:リハビリ訓練室)や患者さんの病室や病棟フロア内(呼称:ベッドサイド)でリハビリを行います。訓練室では患者さんと担当リハビリスタッフとの関係性だけではなく、他のリハビリスタッフや患者さんとも会話し笑い楽しい雰囲気で行っています。希望があればご家族やご友人も付き添いながらリハビリすることも出来ます。ベッドサイドでのリハビリは入院してから間もない方や術後の方、体調が優れない方、実際の日常生活の場面でのリハビリが必要な方が主に行っております。ベッドサイドでのリハビリは十分な説明を行い、過度な負担がかからない範囲で行うよう心掛けております。

また、月2回行われているリハビリテーション科外来には担当リハビリスタッフが受診に同席し、リハビリテーション医より助言を受けながらより専門的なリハビリを提供しております。

訓練室

訓練室

訓練室

訓練室

ADL室

ADL室

ST室

ST室

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
  • 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  • 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅱ
  • がんリハビリテーション料(がんのリハビリテーション研修会修了者:31名)

理学療法係(Physical Therapist:PT)

各診療科の患者さんにより良い医療を提供するために、理学療法係では専門的なチーム(班)に分け対応しております。

また、発症直後や術後の患者さんを対象とした休日リハビリ(現在、土曜日と祝日)も取り組んでいます。

脳外班

脳神経外科の患者さんを対象とした班です。

発症早期から電気治療(低周波)や装具を使用した動作訓練などを積極的に行い早い回復をサポートしています。さらに、脳外班は2つのチームで役割を分担しております。

ベッドサイドチーム

理学療法係 脳外班 ベッドサイドチーム

発症直後からのリハビリテーションは重要であり、肺炎や血圧調節障害、褥瘡などの合併症予防や、その後の日常生活自立度にも大きく影響します。当チームでは医師からの開始指示が出てから速やかに対応する体制も整っております。

訓練室チーム

理学療法係 脳外班 訓練室チーム

全身状態が安定してからは基本的にリハビリテーションセンター(訓練室)内でのリハビリが始まります。

ここでは神経筋回復、廃用改善をはかりながら動作の再獲得、体力を向上させるようなリハビリを行います。また、自宅復帰など退院に向けた日常生活の練習や介護保険サービスなど社会資源を利用するための助言・相談を多職種と連携しながらサポートしています。

整形班

整形外科の患者さんを対象とした班です。

受傷直後、術後早期より離床を積極的に行い合併症の予防や日常生活の獲得を行います。日常生活では、特に早期に自力でトイレに行けるようになることを第一目標として取り組んでいます。

患者さんは痛みがあり、治療上、荷重制限や装具を使用するため精神的に不安になる方が多いです。そのため、担当理学療法士は医師に頻繁に治療方針やリスクを確認しながら治療を進め、精神的なサポートも行いながらリハビリしています。

理学療法係 整形班 理学療法係 整形班

内部班

理学療法係 内部班

脳神経外科と整形外科を除く全ての診療科の患者さんを対象とした班です。

消化器外科や呼吸器外科で手術を予定している患者さんの術前リハビリや術後翌日からの離床、状態が落ちついてからは体力を高めるための運動などを行っています。術後、自力で起き上がり身の回りのことができるようになるまでには基本的に1日2回のリハビリを心掛けております。

また、消化器内科や呼吸器内科の患者さんでは、その日の体調に合わせた廃用予防・改善のためのリハビリや化学療法中の患者さんに対しても副作用による日々の体調の変化に応じたリハビリを説明や相談しながら体に無理な負担をかけないようサポートしております。

外来班

理学療法係 外来班

全ての診療科の外来リハビリ患者さんを対象とした班です。

リハビリには脳卒中の患者さんや整形外科で手術し入院されていた患者さん、慢性関節疾患の患者さんが多く通われています。

また、スポーツ外来で通院されている患者さんに対しては専任の理学療法士が対応しております。

理学療法係 外来班

スタッフ構成

理学療法士 21名/助手 1名

理学療法 スタッフ構成(性別) 理学療法 スタッフ構成(年齢) 理学療法 スタッフ構成(経験年数)

診療科別リハビリ実施割合

2017年度実績

理学療法 診療科別リハビリ実施割合

作業療法係(Occupational Therapist:OT)

作業療法係

作業療法士(OT)は、病気や怪我、障害などで日常生活を送ることが困難になった患者さんに対し、「作業」を通じて社会の中で暮らせるように支援しています。

当院の作業療法係は大きく分けて、脳外班・整形班・包括病棟班の3つの班で構成されています。

脳外班

作業療法係 脳外班

脳外班では、亜急性期から起きる・座る・立つ等の基本的動作訓練や、トイレや、入浴動作等の日常生活動作訓練、脳血管疾患に合併する様々な症状(高次機能障害)に対する評価・訓練等を行っています。また、職業復帰の為の訓練や車の運転評価等も行っています。

整形班

作業療法係 整形班

整形班では、受傷・術後早期より介入し、退院後も継続して外来でのリハビリを行っています。運動や日常生活動作訓練、自己管理等の指導を行う事で、早くに日常生活に戻る事が出来るようお手伝いしています。

包括班

作業療法係 包括班

包括班では、地域包括ケア病棟の役割である、在宅復帰の支援を軸に、その人に合った環境調整や機能訓練を行い、『最後まで自宅で生活したい』を実現する為に活動しています。

スタッフ構成

作業療法士 10名

作業療法 スタッフ構成(性別) 作業療法 スタッフ構成(年齢) 作業療法 スタッフ構成(経験年数)

診療科別リハビリ実施割合

2017年度実績

作業療法 診療科別リハビリ実施割合

言語聴覚係(Speech Therapist:ST)

言語聴覚療法について

言語聴覚係

言語聴覚療係ではコミュニケーションや食事の飲み込みに対して障害を持つ患者さんに対して評価・訓練を行います。当係では脳神経外科をはじめとしたすべての診療科からの処方を受け付けており、主に失語症、構音障害、嚥下障害を扱います。

失語症とは、脳卒中などで脳の言語中枢の機能低下をきたし言葉を思い出したり理解したりすることが不自由になってしまう病態です。構音障害は、言葉の想起や理解は可能ですが、お口や喉が動きにくくなり上手く言葉が話せなくなるものです。嚥下障害では、加齢による筋力低下や舌・唇などが麻痺することで食べ物が飲み込みにくくなります。

失語症、構音障害、嚥下障害は、いずれも症状の出方やその治療が患者さんごとに変わります。主治医からの依頼に応じて担当の言語聴覚士が評価を行い、オーダーメイドの訓練を提案・提供します。

言語聴覚係

特に嚥下障害の患者さんに対しては必要に応じて嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査といった画像評価も他科と連携して行っております。また、嚥下に関する知識や食事介助の技術について、病棟看護師を対象に院内での勉強会を開催するなど、啓発活動にも力を入れています。

言語聴覚係

急性期の病院として、入院後早期から言語訓練や嚥下訓練を進めることはとても重要です。特に脳卒中の患者さんにとって、発症後数週間は予後を左右する重要な時期といわれます。少しでも患者さんの治療に貢献できるよう自己研鑽に励むとともに、それぞれが責任とやりがいを持って日々の業務にあたっています。

スタッフ構成

言語聴覚士 5名

言語聴覚 スタッフ構成(性別) 言語聴覚 スタッフ構成(年齢) 言語聴覚 スタッフ構成(経験年数)

診療科別リハビリ実施割合

2017年度実績

言語聴覚 診療科別リハビリ実施割合