放射線科

マンモグラフィ

マンモグラフィ(乳房撮影)

GE社
セノグラフ・エッセンシャル

平成26年4月、乳房Ⅹ線撮影装置がGE社の「セノグラフ・エッセンシャル」に更新されました。同時にピンクを基調とした温かみのある専用のマンモグラフィ撮影室を新設いたしました。新しい装置は従来のものと比べ撮影、画像処理にかかる時間が短縮され、より高精度な画像が得られます。さらに丸みを帯びた優しいデザインで個々の乳房にあわせて圧迫の強さを自動制御してくれるなどの特徴があり、車いすに座ったままの撮影も可能です。

また、この装置には道内初の「トモシンセシス」という最新の撮影技術も搭載いたしました。

「トモシンセシス」とは1回の撮影で検査部位に異なる角度でX線を連続パルス照射し、撮影後コンピュータによって画像を再構成することで任意の複数断層画像を一度に得る技術です。この撮影を追加することで、これまで困難であった乳腺の重なりを解消し、より精度の高い情報を得ることができます。

基本的な検査は腋窩部(わきの下)から乳房にかけての両側それぞれ2方向の撮影になります。専用の検査着に着替えていただき乳房を圧迫して撮影します。乳腺を均一に広げ、できるだけ薄くして撮影するため、個人差はありますが圧迫には多少の痛みを伴います。肩の力を抜くことで痛みが軽減されますので、リラックスして受けてください。

また、担当技師も痛みを確認しながら行いますので安心してください。撮影は女性技師が担当しております。

マンモグラフィの注意事項

  • 髪の毛は結んでください。
  • めがね、ネックレスははずしてください。
  • 制汗剤やパウダーなどは写真に影響が出ることがありますので使用をお控えください。
  • ペースメーカーその他埋め込み式のものがある方、豊胸手術を受けた方はご相談ください。
  • 授乳中、妊娠中の方はご相談ください。


ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。