ニュース(2015年)

「院内保育所クリスマスお楽しみ会」

2015.12.15

平成27年12月15日(火)に、院内保育所でクリスマスお楽しみ会を行いました。

先生からクリスマスのお話をしてもらい、みんなで『赤鼻のトナカイ』を歌った後にサンタさんも駆け付けてくれました。子供たちはサンタさんにいくつか質問をした後、練習したお遊戯や歌を披露しました。最後はサンタさんからプレゼントをもらい、子供たちは喜んでいました。

クリスマスお楽しみ会 クリスマスお楽しみ会の様子 サンタさん登場

「クリスマスコンサート」

2015.12.14

挨拶をする澁谷院長

平成27年12月14日に当院ロビーで第35回クリスマスコンサートを開催しました。

澁谷院長の挨拶のあと、市立室蘭看護専門学院生によるハンドベル演奏とパフォーマンスで始まりました。150名を超える学院生たちのクリスマスソングメドレーの合唱で、クリスマス気分を盛り上げてくれました。

続いて、室蘭市民オーケストラが登場し、『きよしこの夜』で看護学院生たちの歌とコラボレーションしました。その後もバレエ「白鳥の湖」からクリスマスにふさわしい3曲の演奏があり、アンコールには『ふるさと』も披露され、観客を楽しませてくれました。

看護学院生の合唱 看護学院生のハンドベル演奏 室蘭市民オーケストラによるクリスマスソングの演奏

平成27年度第2回剖検症例検討会

2015.12.14

平成27年12月10日(木)医療の質の向上を図るため、今年度2回目の剖検症例検討会を行いました。

「入院中に急変した2型糖尿病透析患者の1例」と題し、研修医の西畑淳也医師と待木隆志医師、吉田瑛司医師の3名が発表し、 病理解剖の結果について、小西康宏臨床検査科科長が所見を述べました。

参加者からは盛んに質問が出され、活発な討論となりました。

発表者 質問の様子 CPC集合写真

今年もクリスマスツリーが登場!

2015.12.11

手作りの飾りで彩られたクリスマスツリー

平成27年11月27日、当院ロビーに今年で7回目となるクリスマスツリーが展示されました。

高さ4メートルを超える赤えぞ松の生木に、院内ボランティアチーム「With You(ウィズ・ユー)」手芸班が趣向を凝らした手作り作品を飾りつけています。

今年のテーマは「ようこそ宇宙へ」。手芸品お手製の宇宙飛行士やロケット、宇宙ステーションなどとともに、雪だるまやサンタクロースといった定番のクリスマスアイテムも飾られました。展示は12月25日までとなっています。

ようこそ宇宙へ 院内ボランティアチーム「With You(ウィズ・ユー)」

学術講演会

2015.11.30

平成27年11月27日(金)に当院講堂において、学術講演会を行いました。

土肥病院事業管理者が座長を務め、特別講演として札幌医科大学医学部解剖学第二講座教授である藤宮峰子先生を講師としてお迎えし、「糖尿病性腎症における再生医療の挑戦」と題してお話していただきました。

当講演会は室蘭市医師会の後援を受け、院内だけではなく、院外からも医療関係者が集まり、多くの参加がありました。

土肥管理者 講演会の様子 藤宮峰子先生

平成27年度第1回感染対策委員会主催研修会

2015.10.30

平成27年10月23日(金)に当院講堂において、院内感染対策研修会を行いました。

184人という多くの参加の中、当院麻酔科部長・感染制御ドクターである下舘勇樹医師が座長を務め、苫小牧市立病院副院長河内正治先生を講師にお迎えして、「最近話題のウイルスによる重症感染症」というテーマでお話していただきました。

当院は第二種感染症指定医療機関となっており、職員一人ひとりにおいて、重症感染症に対する意識が高まり有意義な研修会となりました。

研修会の様子 河内正治先生

室蘭東翔高等学校生徒の職場体験

2015.09.29

平成27年9月28日・29日の2日間、室蘭東翔高等学校2年生6名がインターンシップとして看護師体験を行いました。

白衣に着替えた後、車いすの操作や血圧測定、ベッドメイキングなどの練習を行い、病棟ではストレッチャーの操作や患者さんの爪切りなど実際の看護師の仕事を体験しました。

生徒の皆さんからは、
「患者さんからありがとうと言われ、嬉しかった」
「初めは緊張したけど、患者さんと会話しているとリラックスできた」
などの感想を頂きました。

爪切りの様子 ストレッチャー操作の様子 集合写真

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015室蘭

2015.09.02

参加形態はさまざまでしたが、多くの職員と協力し、今年もリレー・フォー・ライフ・ジャパン2015室蘭に参加しました。

当日は、残念ながら薄曇りの中でのスタートでしたが、がんに対する様々な思いを、たすきに込め、チーム一丸となり朝まで頑張りました。

リレー・フォー・ライフはがん患者さんや家族に「勇気や希望を与える場」と言われています。院内での「緩和ケアチーム」の存在や「がんサロンひまわりの会」を始めとした様々な活動を通して、少しでもそれに近づけるよう今後も努力してまいります。

リレーフォーライフジャパン2015の様子 リレーフォーライフジャパン2015の様子

避難訓練

2015.08.28

平成27年8月27日(木)、当院で避難訓練を行いました。

病棟の洗濯室からの火災を想定した避難訓練で、当院職員が模擬患者となり、80名以上の職員が参加したほか患者さんにも参加していただきました。

今回は、5階西病棟の洗濯機の電源から出火し、煙が蔓延し自力歩行できない患者が多数いるという状況での訓練を試みました。職員は、適確に対応できるよう非常時の動きを確認し、模擬患者の避難誘導を行いました。

訓練終了後、対策本部に集合した参加者に消防署から講評をいただきました。

避難誘導の様子 自力歩行できない患者の避難 消防署からの講評の様子

海星学院ボランティア研修活動

2015.08.11

平成27年7月23日から8月7日の夏期休暇中、室蘭海星学院高等学校の生徒19名が、院内ボランティアチーム「With You」と一緒にボランティア研修を行いました。

車いす利用患者さんの援助や再来受付機・院外処方箋ファックス送信機操作等のお手伝い、入院患者さんの病棟案内などの他、暑さの厳しい中で正面玄関前花壇の草取りも一生懸命頑張りました。

車いす利用患者さんの援助の様子 正面玄関前花壇の草取りの様子 正面玄関前花壇の草取りの様子

北海道室蘭清水丘高等学校 職場体験

2015.08.07

平成27年8月6日、北海道室蘭清水丘高等学校3年生の生徒さん5名が当院に来院し、看護体験実習を行いました。

生徒さんは白衣に着替えて院内見学などの後、2つのグループに分かれて、病棟で患者さんの血圧を測定したり足を洗ったりするなど、看護師の仕事を体験しました。

血圧を測定している様子 患者さんの足浴の様子 清水丘高等学校の生徒のみなさん

With You開設6周年記念親睦会と感謝状贈呈

2015.08.04

平成21年8月に発足した院内ボランティアチーム「With You」の開設6周年記念親睦会が平成27年8月3日(月)に行われ、出席会員11名に土肥病院事業管理者、澁谷院長、矢元事務局長、熊谷看護局長、八田ボランティアコーディネータを交え、お茶とケーキを楽しみながら普段の活動や要望など、和気あいあいと懇談しました。

また、活動1000時間を達成したWith Youメンバーである菊地昭栄さん、石井久子さん、大黒幸子さん、室美代子さんに、土肥病院事業管理者より感謝状が贈呈されました。当院からWith Youメンバーへ、日ごろのボランティア活動に対する謝辞があり、メンバーは「これからも健康に留意して仲間とボランティアを続けたい。」と笑顔を見せていました。

親睦会の様子 感謝状贈呈 親睦会の様子

「室蘭ねりこみ」に参加

2015.07.29

今年も『市立病院おみこしかつぎ隊』として第24回室蘭ねりこみに参加しました。

毎年、新人職員が多く参加し、今年は各部局総勢91名でのねりこみとなりました。前日の暑さとは打って変わり、雨の降る清々しい気温の中、力いっぱいおみこしを担いで、祭りを熱く盛り上げることができました。沿道でのご声援、ありがとうございました。

第24回室蘭ねりこみ

海星学院生ボランティア研修活動

2015.07.24

平成27年7月22日(水)、当院講堂にて学生夏季休暇ボランティア活動に向けたオリエンテーションと、一次救命講習会・手洗い講習会が開催されました。

一次救命講習会は海星学院高等学校学生ボランティア19名が受講し、講師を務めた当院の下舘救急センター長から心肺蘇生法と自動体外式除細動器(AED)についてスライドによる説明を受け、モデル人形を使用して実際に胸骨圧迫の演習をしました。消防の救急救命士の方にも指導に協力してもらい、胸部圧迫や声掛けなど具体的なアドバイスをして頂きました。

また、手洗い講習会では院内感染防止対策の基本的な手洗いについて、当院の荒木感染管理認定看護師から説明を受けたあと、ブラックライトを使ってどの部分に汚れが残っているかをチェックし、正しい手洗いの方法を学ぶとともに、日頃の手洗いの大切さを再認識しました。

講習会の様子 講習会の様子 講習会の様子

第7回災害訓練

2015.07.14

平成27年7月11日(土)に、当院にて7回目の災害訓練を行いました。

土曜日の午前10時00分に有珠山が噴火し、多数の負傷者が搬送されてくる想定で、約2時間の訓練が行われました。

患者を受け入れる準備などの初動から患者を症状別に各エリアに振り分け治療を行うなど、職員は非常時の動きを確認していました。 また、診療支援を要請した全道のDMATチームとの連携についても確認することができました。

第7回災害訓練 第7回災害訓練 第7回災害訓練
北海道DMAT実働訓練

また、7月12日(日)には、当院のDMATチームがフェリーターミナルで行われた北海道DMAT実働訓練に参加しました。当院より10名の患者をSCU(フェリーターミナル)へ搬送する訓練を行い、全道のDMATチームとの連携を確認し、災害への対策の意識を高めていました。

院内保育所運動会

2015.07.13

平成27年7月4日(土)に、院内体育館で保育所の運動会を行いました。

子どもたちは家族が見守る中、開会式ではみんな元気よく「うんどうかいのうた」を歌い、ラジオ体操をしました。

今年も、お遊戯や個人競技、リズム運動など、種目は多岐にわたり、親子競技や父兄参加型の綱引きなども行われました。

踊りや鉄棒、平均台など日々の練習の成果を発揮し、約3時間にわたる運動会をみんなで元気いっぱい楽しみました。

ラジオ体操の様子 運動会の様子 お遊戯の様子

平成27年度第1回剖検症例検討会

2015.06.15

平成27年6月10日(水)医療の質の向上を図るため、今年度1回目の剖検症例検討会を行いました。

「右季肋部痛と著明な乳酸性アシドーシスを呈し急変した一剖検例」と題し、研修医の空閑陽子医師と宮野亜祐美医師が発表し、病理解剖の結果について、小西康宏臨床検査科科長が所見を述べました。

参加者からは盛んに質問が出され、活発な討論となりました。

剖検症例検討会の様子 剖検症例検討会の様子 剖検症例検討会を終えて

平成27年度 病院接遇研修~良い病院づくりを意識した院内接遇~

2015.05.26

平成27年5月21日(木)に、当院2階講堂2・3にて、株式会社ソラストの接遇インストラクターである南利恵先生をお招きし、「病院接遇研修~良い病院づくりを意識した院内接遇~」と題して接遇に関する研修を行いました。

良い病院の必須条件である「挨拶」、病院の品格を表す「立ち居振る舞い」、良い病院のイメージを与える「電話対応」についての講義が時には実演をふまえて行われ、参加者の55名は熱心に受講していました。

株式会社ソラスト接遇インストラクター:南利恵先生 接遇研修の様子

平成27年度 看護の日・看護週間行事

2015.05.14

看護の日とは、近代看護を築いたナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された日です。この5月12日を含む週の日曜日から土曜日が「看護週間」とされています。

当院においても、今年度は5月12日に西胆振の8つの高等学校から38名の学生が来院し一日看護師体験をしました。学生らは看護衣に着替えたあと、熊谷看護局長より辞令を受け取り、その後、各病棟にて患者さんの足浴のお手伝いや血圧測定など、それぞれ体験実習に取り組みました。

また、5月13日、14日の2日間は、1階中央ロビーに特設会場を設け、看護の日PRや看護師・薬剤師・栄養士による各種相談コーナーを開設しました。

辞令受け取りの様子 患者さんの足浴のお手伝い 看護週間相談コーナー

院内保育所避難訓練

2015.04.21

本番さながらの避難の様子

平成27年4月21日(火)に、院内保育所で消防職員立会いの下、避難訓練を行いました。

子供たちは本番さながらに、先生の誘導に従い、避難場所まで移動しました。

保育所に戻ってからは、消火器の使い方の訓練をしたり、消防車を間近で見学し、消防職員の説明を真剣に聞いていました。

消化器の使用訓練 消防車を見せてもらう園児たち 防火服を着せて貰った園児

「医療・介護の連携に関する勉強会」

2015.4.16

平成27年4月14日(火)に、当院2階講堂にて勉強会を行いました。
室蘭市保健福祉部高齢福祉課の本野主幹を講師としてお迎えし、『医療・介護の連携について』と題してお話していただきました。

介護認定の仕組みや室蘭市内の介護施設などについても分かりやすくご説明いただき、国による医療・介護の両分野においての法の整備が進められていく中で、「地域包括ケアシステム」の構築に向けた医療・介護の連携の重要性について、参加者も今後必要となってくる新たな知識を得る場となりました。

室蘭市保健福祉部高齢福祉課本野主幹 勉強会の様子 勉強会の様子

「海星学院ボランティア研修活動」

2015.4.8

平成27年3月25日から4月7日の春期休暇中、室蘭海星学院高等学校の生徒7名が、院内ボランティアチーム「With You」と一緒にボランティア研修を行いました。車いす利用患者さんの援助や再来受付機・院外処方箋ファックス送信機操作等のお手伝い、入院患者さんの病棟案内など、積極的に活動しました。

また、初参加の学生2名は院内感染防止対策の基本的な手洗いについて、当院の感染管理認定看護師から説明を受けました。ブラックライトを使ってどの部分に汚れが残っているかをチェックし、正しい手洗いの方法を学ぶとともに、日頃の手洗いの大切さを再認識しました。

研修活動の様子 研修活動の様子 研修活動の様子

「精度保証施設」に認証されました。

2015.4.2

認定証

当院は、この度、日本臨床衛生検査技師会および日本臨床検査標準協議会から精度保証施設として認証を受けました。「西胆振では初認定」となります。

※精度保証施設認証とは当院が提供する臨床検査値が標準化され且つ精度が保証されていることを認証するものです。

香川漆芸展

2015.3.27

平成27年3月24日から26日までの3日間、当院1階正面玄関ホールで院内ボランティアチーム「With You」による香川漆芸展を開催しました。

出品者の小玉真裕さんは美術館や展覧会に足を運べない患者さんに普段目にできない漆の工芸品を観て楽しんでもらいたいとボランティア活動に参加しました。

菓子器2点、掛け軸入れ、硯箱、文箱、花器など展示された6点の作品を、のべ320人あまりの来観者が、興味深く鑑賞していました。

蒟醤硯箱「紫陽花文」(きんますずりばこ「あじさいもん」) 存清菓子器「庭に」(ぞんせいかしき「にわに」) 香川漆芸展の様子

平成26年度第2回 院内研修会

2015.03.12

平成27年3月6日(金)に当院2階講堂にて、感染対策委員会と医療安全管理対策委員会の合同主催となる院内研修会を行いました。

西胆振感染対策地域ネットワーク連携施設の医療関係者40名を含む、113人が参加した当講演会では、宮尾副院長が座長を務め、北海道医療大学大学院看護福祉学研究科の原理加さんと北海道医療大学看護福祉学部の塚本容子教授を講師としてお迎えし、感染対策と医療安全について学びました。

感染対策=医療安全であり、ロールプレイも交えながら今後の業務のヒントになる内容で非常に興味深い研修会となりました。

北海道医療大学大学院看護福祉学研究科 原理加さん 北海道医療大学看護福祉学部 塚本容子教授 研修会の様子

札幌市立大学「看護学部学内キャリア説明会」参加について

2015.03.03

当院ブースの様子

平成27年2月27日、札幌市立大学にて看護学部学内キャリア説明会(看護師)が行われ、昨年度に続き参加しました。

道内29施設・道外18施設が参加し、3年生が主な対象者で当院ブースも立ち寄っていただき、当院PRに努めました。

消防訓練

2015.02.26

平成27年2月26日(木)、当院で消防訓練を行いました。

夜間の火災を想定した避難訓練で、45名が模擬患者となり、当院職員のほか患者さんにも参加していただきました。

今回は、3階東病棟から出火し、煙が蔓延し自力歩行できない患者が多数いるという状況での訓練を試みました。職員は適確に対応できるよう非常時の動きを確認し、模擬患者の避難誘導を行いました。

訓練終了後対策本部に集合した参加者に消防署から講評をいただきました。

訓練の様子 訓練の様子 講評の様子

手作りひな人形

2015.2.16

当院ブースの様子

今年も各外来や病棟詰所などに看護局の職員が手作りしたひな人形を飾っています。その他に、来院された方へのプレゼントとして大小あわせて200組を製作中です。3月2日(月)から3月3日(火)までの2日間、1階総合案内そばに展示し、ご自由にお好きなものを1組、お持ち帰りいただく予定です。

今年は大きいサイズは2種類、小さいサイズは3種類と着物や髪形がちょっとずつ違うものを作成しています。世界に一体しかないおひなさまをどうぞお楽しみ下さい。

院内保育所 節分・まめまき会

2015.02.13

平成27年2月3日(火)に、院内保育所で節分・まめまき会を行いました。

子どもたちは『まめまき』の歌をうたったあと、段ボールの鬼めがけてボールを入れる豆まきゲームをしました。お菓子をまいて拾う遊びでは、嬉しそうに自分たちの枡にお菓子を入れていました。その後本物の鬼が登場し、年長さんたちは喜んでボールを投げ、年少さんたちは泣きながらも、退散する鬼に手を振りました。

まめまきゲームの様子 鬼さん登場 まめまき会の様子

救急症例検討会

2015.02.12

平成27年2月5日(木)に、当院2階講堂にて救急症例検討会を行いました。

今回は院内のみならず広く地域の救急医療関係者にも参加を呼びかけ、胆振全域から約100名が出席して開催されました。各消防より、3つの症例が報告され、病院と救急隊との意思疎通の重要性をあらためて確認する場となりました。

最初の症例では救急隊員によるグループ討議も行われ、その間、上原達哉救急救命士と下舘勇樹麻酔科部長によって、病院職員にその症例に関連するミニ講義を行うという手法で、病院内外の参加者がそれぞれの立場から救急医療の知識を深めることができました。また、ドクターカーと救急車とのドッキング模様のビデオ上映や、消防によるアプリを利用した位置情報についての提供など、参加者にとってもわかりやすい解説がなされました。各症例を検討するなかで、当院ドクターカーの必要性や、患者の症状を判断・処置する際の認識などについて、今後の課題もふまえて考察し、活発な討議が行われました。

症例1
『心停止前の静脈路確保とエピペン投与を行った症例』
室蘭市消防救急救命士 上原 達哉
麻酔科医師 伊藤 知哉
(追加発表:室蘭市消防救急救命士 岩城 淳)

症例2
『救命し得なかった多発外傷の1例』
登別市消防救急救命士 渡辺 圭介
麻酔科医師 戸ノ崎 拓哉
外科医師 奥谷 浩一

症例3
『市立室蘭総合病院ドクターカーとのドッキング症例』
白老町消防救急救命士 石部 衛
麻酔科医師 下舘 勇樹
脳外科医師 大山 浩史
(追加発表:室蘭市消防救急救命士 佐藤 健太郎)
(追加発表:登別市消防救急救命士 阿部 豪介)

下舘医師 上原救急救命士 岩城救急救命士 伊藤医師 渡辺救急救命士 戸ノ崎医師 奥谷医師 石部救急救命士 佐藤救急救命士 阿部救急救命士 大山医師 澁谷院長

院内保育所もちつき会

2015.01.28

平成27年1月20日に院内保育所でもちつき会をしました。子どもたちはお餅ができるまでを保育士さんに説明され、手伝いに来てくれた事務局の人がお餅をこねたりついたりするところを見て、歌いながら応援しました。子どもたちは実際に小さい臼と杵でお餅つきをし、つきたてのお餅を丸めて楽しく食べました。

お餅つきの様子 お餅つきの様子 お餅を丸める体験

海星学院生ボランティア研修活動

2015.01.19

室蘭海星学院高等学校の生徒6名が、冬期休暇期間中の12月26日から1月16日の間、院内ボランティアチーム「With You」と一緒にボランティア研修を行いました。正面玄関での車いす利用患者さんの援助や再来受付機・院外処方箋ファックス送信機等の操作のお手伝い、入院患者さんの病棟案内、各階にあるデイルームの図書整理など、積極的に活動しました。

事前に行われた手洗い講習会では院内感染防止対策の基本的な手洗いについて、当院の感染管理認定看護師から説明を受けたあと、ブラックライトを使ってどの部分に汚れが残っているかをチェックし、正しい手洗いの方法を学ぶとともに、日頃の手洗いの大切さを再認識しました。

また、ボランティア活動について室蘭民報から取材を受け、体験したことや嬉しかったことなどを話しました。(2015年1月8日(木)夕刊掲載)

研修活動の様子 研修活動の様子 研修活動の様子

一日医療体験実習

2015.01.15

平成27年1月8日に室蘭栄高等学校1、2学年の生徒さん25名が旭川医科大学の主催による一日医療体験実習を当院で行いました。 これは旭川医科大学が道内の高校、病院と連携して、地域に根ざした医療人を育成する事業として行っているものです。

午前中にまず医師志望の生徒さん7名が来院し、病院概要の説明を受け病院全体を見学し、午後の発表に向けてグループワークを行いました。

午後からは薬剤師、理学療法士など医師以外の資格職を志望する生徒さん18名も参加して、各部署で体験実習を行いました。生徒さんたちは、実際に働いている人たちの話を聞いたり、普段見慣れない機器の扱い方を教わったりする中で、医療の現場に対してより身近な関心を抱いたようでした。

その後、「20年後の室蘭の医療を考えよう!」というテーマで発表を行い、土肥病院事業管理者による講評を受けていました。

医療体験実習の様子 医療体験実習の様子 講評の様子