令和元年度 市立室蘭総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 13 56 51 69 250 386 948 1940 1283 374
令和元年度の退院患者さんのうち、一般病棟の年齢階級別患者数です。
当院における主な医療圏は西胆振であり、西胆振の人口は高齢者割合が増加傾向にあります。
総数5370人に占める60歳以上の割合は84.6%となっており昨年とほぼ同じ割合となっております。
年齢:入院開始日時点の満年齢

※厚生労働省の公開条件に従い10症例未満は「-」ハイフンで表示しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040XX99040X 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 39 6.56 9.59 0.00% 67.41
040040XX9910XX 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 25 2.00 3.34 0.00% 74.16
040110XXXXX0XX 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 20 29.80 18.84 20.00% 80.10
040040XX99090X 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 9あり 定義副傷病 なし 19 9.53 10.20 5.26% 68.42
0400800499X00X 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 35.06 18.69 68.75% 86.31
肺の悪性腫瘍、肺炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の呼吸器疾患全般の診断治療を行っています。症例数では、肺の悪性腫瘍・肺炎に関する入院が多く、肺炎患者さんは後方病院・施設等への転院し、治療継続となっている症例が多い傾向となっています。手術が必要な症例につきましては呼吸器外科と連携を図っています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060100XX01XX0X 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 146 2.84 2.63 0.00% 69.63
060035XX99X00X 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 8.32 7.46 7.14% 78.46
060035XX99X60X 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし 28 4.86 4.40 0.00% 65.75
060340XX03X00X 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 27 11.37 9.79 0.00% 80.59
060210XX99000X ヘルニアの記載89のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 26 8.31 8.89 15.38% 75.23
消化器系疾患と血液疾患に対する診断治療を行っています。
小腸・大腸の内視鏡的治療、大腸の悪性腫瘍、胆管結石の内視鏡的治療、腸閉塞の順に症例が多くなっています。
外科治療が必要な場合は、外科・病理医との連携により治療を行っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060160X001XXXX 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 45 7.58 4.85 2.22% 70.13
090010XX01X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし 18 11.44 10.34 5.56% 67.83
060335XX02000X 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 7.19 7.13 0.00% 67.69
060170XX02XXXX 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 15 10.20 8.05 6.67% 74.13
060035XX01000X 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 15.93 15.02 7.14% 74.29
消化器系疾患に対しては術後早期退院が可能な腹腔鏡手術を積極的に行っています。
乳がんに対しては症例により内視鏡下手術が可能となっています。
5人の常勤医が緊急手術等にも対応しています。
症例の多い順に、ヘルニア、乳がん、胆のう結石となっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
070370XX97XXXX 脊椎骨粗鬆症 その他の手術あり 196 30.63 23.71 50.00% 80.61
070370XX99XXXX 脊椎骨粗鬆症 手術なし 84 24.04 20.74 60.71% 84.23
070350XX97XXXX 椎間板変性、ヘルニア その他の手術あり 45 25.73 15.61 2.22% 60.73
160760XX97XXXX 前腕の骨折 手術あり 33 5.15 5.54 6.06% 55.91
07034XXX99XX0X 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 30 7.23 11.25 6.67% 66.07
脊椎や上肢・下肢の疾患等の診断治療を行っており、交通事故等の外傷患者さんの救急医療にも積極的に取り組んでいるとともに、リハビリテーションも強化しています。また、他医療機関との連携にも力を入れており、転院率は高めになっています。
症例の上位は脊椎骨粗鬆症、椎間板ヘルニアの順となっており60歳以上の方に起こりやすい疾患となっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010060X2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 61 31.13 16.13 14.75% 69.54
160100XX99X00X 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 54 23.74 7.34 9.26% 65.94
030400XX99XXXX 前庭機能障害 手術なし 51 17.24 5.01 1.96% 73.82
010230XX99X00X てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 44 23.82 7.10 54.55% 64.16
160100XX97X00X 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 36 17.56 9.67 11.11% 70.33
複数の常勤医師を有する急性期病院として、脳卒中・頭部外傷等の急性期の診断治療のみならず、てんかん・水頭症等の慢性疾患も幅広く治療しています。
整形外科と同様に交通事故等の外傷患者さんも治療しており、頭蓋・頭蓋内損傷の症例も多くなっております。脳梗塞の分岐が細分化されたため上位5位には1つしかありませんが、MDC6桁にはトータル282件と多くの症例を対応しています。また、リハビリテーションの強化等の理由で、在院日数が多少長い傾向になっています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040XX97X0XX 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 17 15.12 11.51 0.00% 72.18
160450XX97X1XX 肺・胸部気管・気管支損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 あり - - - - -
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし - - - - -
040020XX97XXXX 縦隔の良性腫瘍 手術あり - - - - -
040050XX99X0XX 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - - - -
肺の外科治療を呼吸器内科と連携して行っています。
ほとんどの肺手術では低侵襲を目的とし胸腔鏡を用いています。
肺がんの手術症例が多くなっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020110XX97XXX1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 412 3.93 5.09 0.24% 75.58
020110XX97XXX0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 335 2.58 2.78 0.30% 74.21
020200XX99X2XX 黄斑、後極変性 手術なし 手術・処置等2 2あり 190 2.00 2.49 0.00% 77.28
020210XX99X1XX 網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等2 あり 99 2.00 2.44 0.00% 72.06
020180XX99X2XX 糖尿病性増殖性網膜症 手術なし 手術・処置等2 2あり 30 2.00 2.77 0.00% 70.83
常勤医3人と定期的な非常勤医師の診療体制で眼科領域全般の診療を行っているとともに、大学との連携による専門特殊外来を開設し連携のトレーニングセンターを有しています。
黄斑変性の治療の他、網膜剥離等数多くの症例を担っています。また、白内障については短期の入院により約750件の症例に対応しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080007XX010XXX 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 10 2.40 4.01 0.00% 61.20
080006XX01X0XX 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし - - - - -
070590XX97X0XX 血管腫、リンパ管腫 手術あり 手術・処置等2 なし - - - - -
080100XXXX0XXX 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし - - - - -
080007XX97XXXX 皮膚の良性新生物 その他の手術あり - - - - -
常勤医1名体制により入院治療の対応をしています。また、完全予約制で美容皮膚科外来も開設しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110080XX991X0X 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 55 3.38 2.49 0.00% 70.03
11012XXX020X0X 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 55 5.36 5.61 3.64% 60.78
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 35 12.34 12.58 11.43% 76.83
11013XXX97XXXX 下部尿路疾患 その他の手術あり 32 5.22 10.34 31.25% 74.69
110070XX02020X 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 28 6.54 7.25 0.00% 72.39
泌尿器癌、排尿障害、尿路結石、泌尿器感染症など泌尿器領域全般の診断治療を行っています。
前立腺がんの検査入院、結石治療、腎・尿路感染症の順に多くなっています。
腎・副腎の手術には低侵襲の腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080080XXXXXXXX 痒疹、蕁麻疹 - - - - -
160650XX99X0XX コンパートメント症候群 手術なし 手術・処置等2 なし - - - - -
外科系の診療科とともに『外傷チーム』を結成し、地域の消防と連携を密にとり、高エネルギー外傷の患者さんの対応を行っています。
精神科救急においては重症症例も担っています。
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
100071XX99X110 2型糖尿病2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり 85歳未満 - - - - -
100070XX99X110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり 85歳未満 - - - - -
100040XXXXX00X 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - - - -
100070XX99X100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 - - - - -
100071XX99X100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 - - - - -
糖尿病を専門的に治療する科として診療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 24 - 16 45 - - 1 8
大腸癌 20 46 47 57 - 27 1 8
乳癌 24 19 - - - - 1 8
肺癌 - - 81 63 - 36 1 8
肝癌 - - - - - 12 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
我が国に多いいわゆる5大がん(胃・大腸・乳・肺・肝)をⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の4つのステージに分類し、令和元年度に退院した患者さんについて集計した結果です。 入院加療時にステージが高い患者数が多い理由は、化学療法等の治療のため繰り返し入退院をすることが多いからです。また、すべてのがんの入院患者のうち5大がんの占める割合が約半数となています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 32 16.06 80.91
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
重症度は中等症がおおくなっています。重症度が高いほど在院日数は長く、平均年齢からみると高齢になるほど重症度が高い傾向にあります。

[用語説明]
成人市中肺炎:病院外で日常生活をしていた人に発症した肺炎のことです。
成人市中肺炎重症度:日本呼吸器学会が発行している成人市中肺炎診療ガイドライン
※検査値・年齢・呼吸状態により重症度を5つの段階に分類しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 279 42.14 78.62 13.94%
その他 46 29.28 84.15 31.62%
昨年度同様、発症3日以内の脳梗塞患者数が多くなっています。救急搬送される患者さんが多くを占めています。
また当院では脳梗塞を発症後4.5時間以内に組織プラスミノーゲン活性化因子(グルトパ注)を投与することが可能な体制を有しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
精神科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨) - - - - -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭拡張術 - - - - -
K740-21 腹腔鏡下直腸切除・切断術(切除術) - - - - -
身体合併症に併発した精神疾患患者に対する治療を精神科以外の診療科との連携により治療しています。

呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 18 5.44 10.22 0.00% 70.56
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K5111 肺切除術(楔状部分切除) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K1262 骨移植術(移植用骨採取のみ、自家骨移植、その他) - - - - -
肺がんに対する化学療法等の為のカテーテル設置が多くなっています。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 147 0.60 1.63 0.68% 70.09
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 32 10.69 28.00 3.13% 71.41
K6871 内視鏡的乳頭拡張術 26 6.12 12.31 11.54% 78.77
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 25 4.64 9.12 20.00% 74.56
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 18 11.11 18.50 88.89% 79.22
大腸ポリープ切除の他、化学療法用のカテーテル設置、胆のう結石、胃瘻造設等の内視鏡的治療に力を入れています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 39 1.97 4.44 0.00% 68.54
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 25 2.88 5.60 8.00% 68.00
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 10.48 7.56 12.00% 71.12
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 21 4.52 23.71 14.29% 74.95
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 17 4.82 6.00 58.82% 77.71
ヘルニア・胆嚢摘出を中心に腹腔鏡下手術を積極的に行っています。
また、化学療法等の為のカテーテル設置を各科と連携して行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 99 2.08 28.39 57.58% 81.47
K0811 人工骨頭挿入術(肩、股) 72 3.19 33.81 55.56% 80.24
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 55 1.98 12.07 7.27% 66.26
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 44 1.68 31.93 6.82% 73.21
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 31 3.52 29.55 12.90% 71.52
交通事故等の外傷治療のため、骨折の接合術、人工関節置換術が多くなっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 20 1.25 20.00 5.00% 72.70
K178-4 経皮的脳血栓回収術 14 0.21 59.29 57.14 84.29
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 13 11.08 26.77 15.38 76.08
K190-5 重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ薬剤再充填 12 0.92 1.92 75.00% 67.08
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) - - - - -
外傷性脳損傷に対して昼夜を問わず緊急手術を行っています。
動脈瘤・脊椎等に対する手術も行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除、1肺葉超・手術用支援機器使用) - - - - -
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) - - - - -
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
K502 縦隔腫瘍、胸腺摘出術 - - - - -
低侵襲を目的とした胸腔鏡を用いた手術を行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 719 1.22 1.02 0.28% 75.07
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 63 1.10 8.68 0.00% 66.10
K279 硝子体切除術 18 0.89 2.17 0.00% 75.90
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 10 1.40 2.30 0.00% 77.90
K278 硝子体注入・吸引術 - - - - -
大学との連携による専門特殊外来を開設し連携の『トレーニングセンター』を有しています。
昨年度同様に白内障手術の他、硝子体手術を症例にあった術式で数多く行っています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
常勤医1名体制により、入院手術の対応をしています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 55 1.58 2.78 3.64% 60.78
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 54 1.87 4.82 3.70% 71.74
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 44 0.75 5.25 20.45% 68.96
K797 膀胱内凝血除去術 19 10.37 10.95 42.11% 83.90
K775 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 11 4.73 16.91 9.09% 69.82
尿路結石・膀胱腫瘍に対する経尿道的手術が多くなっています。
麻酔科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K797 膀胱内凝血除去術 - - - - -
状況や必要に応じ麻酔科により治療を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 37 0.78%
異なる - -
重症度の高い症例が多く、播種性血管内凝固症候群(DIC)・敗血症・その他の真菌感染症の合併症もあります。
手術・処置合併症は1%未満で発生しています。
更新履歴
2020年9月13日
令和元年度市立室蘭総合病院 病院指標作成