旬の食材（10月）

このページでは、公設地方卸売市場で取り扱う旬の食材をご紹介をしています。

旬のさかな

品目 ケムシカジカ（当別かじか） 入荷先 室蘭、白老、伊達沿岸 分布 東北・北陸地方以北 室蘭近海での漁の時期 10月

 

特徴

姿体は頭部に多数のこぶ状突起があり、皮膚はたるんでいて無数のいぼ状突起に覆われています。
さらに口の周りにも皮弁があり、非常にグロテスクな魚です。
普段はやや深海に生息していますが、冬は産卵のため浅瀬の岸に寄ってきます。
ケムシカジカを北海道で「当別かじか」と呼ぶのは、石狩郡当別町でよく獲れたことから名付けられました。
また、室蘭地方では「オコゼ」と呼ぶこともあります。

調理方法

かじかは捨てる部分がない魚で頭から内臓まですべて調理できることから、鍋物・味噌汁が最高です。
身は淡白で肝は深い味わいがあり美味しいダシが出るので、他にダシを取る必要がありません。
また、卵は大粒なので、醤油漬けにすると歯ざわりがあって珍味だと言われています。

情報提供：株式会社室蘭魚市場（水産卸売業者）

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旬のやさい、くだもの

品目 みかん 産地 和歌山、愛媛、広島県など 保存方法 3度～5度の冷暗所な場所で保管しましょう。箱で買った場合は、1つが傷んでしまうと他に移ってしまいますので傷んだものがあれば取り除きましょう。箱の上の蓋を開け風通しを良くしておくとなお良いでしょう。みかんは底のほうから食べるようにしてください。

 

特徴

みかんは中国から日本へ渡り、柑橘系の中から突然変異してできたものが「温州みかん」と考えられています。最近では、栽培方法や品種改良などにより長期間に渡って味わえるようになりました。種類としては、温州みかんの他に、「紀州みかん」、「いよかん」、「ぽんかん」など味も色も大きさも様々なものが挙げられます。

温州みかんの中でも、青いものや赤いもの、酸味の強いものなど様々あり200種類も収穫時期によって呼び名も味も変わるそうです。みかんにはビタミンCが含まれており、疲労回復や風邪予防に効果があるのはみなさんも知っていると思います。しかし、冷え症や膀胱炎を起こしやすい人は、食べ過ぎに注意してください。一日の適量は2個～3個とされていますが、その中で沢山食べ過ぎて指や手のひらが黄色くなってしまって心配した人もいると思いますが大丈夫です。柑皮症（かんぴしょう）といって、食べるのを止めると治ります。

栄養素

みかんの実には、「ビタミンC」、「クエン酸」、「ベータクリプトキサンチン」が入っているので、免疫力をアップさせ風邪予防をしてくれたり、ダイエット効果、便秘の解消、疲労回復などに効果があります。また、ガン予防効果があることが最近わかったそうです。みかんの袋やスジにも「ペクチン」、「ヘスぺリジン」が含まれておりコレステロール値を下げる働きや血圧が上がるのを防いだり、毛細血管を強くすることで血管と血液を元気にする効果があります。

選び方

形が扁平で橙色が濃く、果皮がしっとりとしているもの、していないザラザラしているものは表面の粒々が細かくて多い油胞が飛び出してざらざらしたものは淡泊な味になります。ヘタは、どちらかというと小さいほうが美味しいです。

豆知識

みかんは食べて終わりではなく、皮は乾燥させてネットなどに入れお風呂に入れると身体中ポカポカに温まる入浴剤になります。冷え症やそれによる腰痛、筋肉疲労などの改善に効果があるのでみかんの皮も捨てずに大切に活用すると良いでしょう。

 

情報提供：丸果室蘭青果株式会社（青果卸売業者）

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