旬の食材（6月）

このページでは、公設地方卸売市場で取り扱う旬の食材をご紹介をしています。

旬のさかな

品目 宗八ガレイ 入荷先 胆振沖 分布 福島県以北の各地、日本海、オホーツク海、東シナ海 室蘭近海での漁の時期 5月から7月まで

 

特徴

尖った吻部、細長い尾びれ、そして無眼側（裏側）の半透明な白色が特徴です。また、上眼が頭部の背縁にあるため無眼側からでも眼球を確認することができます。
噴火湾では昭和50年代まで最も多く漁獲されたカレイで、餌の代わりにガムを付け何処に仕掛けを下ろしても入れ食いだったそうですが、その後漁獲量は急落し、現在も資源量は低いままになっています。

調理方法

独特のにおいがあるため刺身や煮つけにするよりも、干すことで味がグンと引き立ちます。グリルなどで焼き、お好みで醤油と大根おろしと一緒に食せば、カレイ好きにはたまらない旨さでしょう。
カレイの栄養素としては、ビタミンB1、B2やDが白身魚の中では多く含まれ、肉質が軟らかく脂肪が少ないため、成人病や体の回復（代謝）によいとされています。また、骨と身が離れやすいので、子供からお年寄りまで非常に食べやすい魚です。

豆知識

カレイとヒラメは姿形がよく似ていますが、その見分け方で代表的なのが「左ヒラメに右カレイ」という方法です。
背びれを上にして置いた時、左側に眼が来るものが「ヒラメ」、右側に眼が来るものが「カレイ」です。
また両者は海の底で他のものに成りすまし隠れることが出来ます（擬態）。しかし擬態の仕方も両者で違い、ヒラメは鮮やかに周りの色に合わせ変化しますが、カレイは色の変化が苦手なため砂の中に潜ってしまいます。
このため、カレイの目は飛び出ているのに対し、ヒラメの目は平らで目の中はハート型をしています。
その他では、小魚やエビを主食にするヒラメの口は大きく、イソメという底生生物などを主食にしているカレイの口のほうが小さいという違いがあります。

情報提供：株式会社室蘭魚市場（水産卸売業者）

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旬のやさい、くだもの

品目 豊浦いちご 産地 豊浦町 保存方法 乾燥を防ぐため、ラップやビニール袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存してください。その際、水洗いをしたりすると栄養分が流れ出てしまうのでそのままにしましょう。また、傷んだものと一緒にしておくとすぐ移ってしまうので取り除いてください。だいたい3日間くらいは保存できます。

 

特徴

いちごの産地として、今や全道的にも有名な豊浦の品種である「とちおとめ」、「けんたろう」、「宝交早生」など様々ありますが、その生産される全てが豊浦いちごと呼ばれています。豊浦町で栽培される「豊浦いちご」は30年程前から本格化されました。平成15年には、国内最大級の生産団地が完成し、今では、「四季成品種」の栽培で年中味わえる全国でも数少ない町（豊浦町）となりました。それだけでなく、「豊浦いちご」のブランド維持・向上のため平成18年5月に商標登録出願を行なった結果、平成19年1月に登録されています。粒が大きく、大変甘いのでアイス、プリン、ジャム以外にもワインや日本酒など幅広く使用されています。2012年6月10日（日曜日）には、「第41回とようらいちご豚肉まつり」が行なわれ沢山のかたに味わってもらえるイベントも開催されたり、今時季になると、国道37号線沿いに、数多くの直売店が並んでおり甘酸っぱい香りが広がっています。一度ドライブとしてでも足を運んでみてはどうでしょうか。

栄養素

いちごには、100グラム中62ミリグラムのビタミンCが豊富に含まれています。10粒食べると一日に必要なビタミンCが摂取でき、さらにビタミンEも入っていることで、ビタミンCとの相乗効果が向上し免疫力を高めてくれたり、血中コレステロールを下げ、便秘の解消などにも良いとされています。ヘタを取ったり、洗ってしまうと、ビタミンCが流れ出てしまうので、食べる直前にヘタを付けたまま軽く洗い食べるときに取り除きましょう。

選び方

果皮全体が赤く均一で鮮やかなもの。また、ツブツブがクッキリしているもので、ヘタが青く、しなびていない元気なものを選びましょう。

調理方法

「いちごジュース」の作り方をご紹介します。
ミキサーにヘタの取り除いたイチゴ『中5個』、ヨーグルト『大さじ3』、牛乳『200cc』、はちみつ『お好み』を入れて、スイッチを押し全体的にピンク色になるまでよおく混ぜれば完成です。簡単にできるのでご賞味されてみてはいかがでしょうか。

情報提供：丸果室蘭青果株式会社（青果卸売業者）

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