このページでは、公設地方卸売市場で取り扱う旬の食材をご紹介をしています。
品目 行者にんにく 産地 北海道 保存方法 山菜で採ってきたものは、アクが強く、そのまま食べられないので、不要な葉や枝などは除き、水で軽く洗い新聞紙に包んでおくとよいでしょう。 すぐに食べない場合は洗わず湿らせた新聞紙に包んでおきましょう。 長期保存する場合は、空き瓶に入れて隠れるくらいのしょう油を注ぎしょう油漬けにしてください。 |
行者にんにくの由来は、山にこもる行者が食べたことや、逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べるのを禁じられたことから名付けられたそうです。
生育期間が遅く、育成期間が5年から7年という長い年月をかけて成長します。とても希少な山菜で市場に出回っているものは、少量で高値で取引されているものがほとんどです。
長さは、20センチメートル~30センチメートルで、幅は、3センチメートル~10センチメートルの葉で、にんにく臭が強く、味や香り共に濃く珍重されているものです。
呼び名もキトビロ、ヤマビル、ヤマニンニクなどとも呼ばれ、北海道では「アイヌネギ」と様々な呼び名がついています。
新鮮な葉には、ビタミンCを100グラムあたり60グラムも含み、その他にも様々な栄養素がたくさん含まれています。効能としては、内臓脂肪を燃焼することによって、血液がサラサラになったり、動脈硬化や脳梗塞などを予防したりできます。また、疲労回復や強壮作用も期待できると言われています。強い匂いはありますが、食べると元気になる行者にんにくです。
これから暖かくなり出歩くことも多くなる季節、疲労回復に是非召し上がってみてはいかがでしょうか。
色が鮮やかな緑色で全体にピンとした張りのあるものを選びましょう。葉が開いているものは、開いていないものより臭いが弱くなっています。それを基準に見分けてみてください。
切り口が空気に触れると酸化して匂いが強くなるので、切ったものはすぐ水洗いしましょう。
生食、薬味、お浸し、和え物、酢の物、天ぷらなど、多くのの調理方法で用いられています。お酒を飲まれるかたは、生のまま味噌をつけて酒の肴としてご賞味されてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
経済部農水産課市場係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
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