ホーム > 学ぶ・遊ぶ > 観光 > 室蘭のやきとりを探る > やきとりの魅力
話題を呼んでいる室蘭のやきとり。その理由をいくつかあげておこう。
室蘭のやきとりといえば、言わずと知れた豚肉、玉ねぎ、洋がらし。これらが三位一体となって、初めて“やきとり”となる。さらには、各店オリジナルの秘伝のタレ、やわらかくジューシーに焼き上げる炭火焼きの存在も忘れてはならない。生粋の室蘭っ子にとっては、長年受け継がれてきたこのスタイルと味に、何ら違和感なく親しんできた。
しかし、一般的な焼き鳥(鶏肉と長ねぎ)の概念を覆す、この“やきとり”の存在は、室蘭のやきとりを知らない市外の人たちにとって、異質ではあるが興味深く映ったに違いない。
繁華街を歩くと、いたる所で目に付く“やきとり”の看板。とりわけ老舗店の多い中央町や中島町の飲食店街に多い。やきとり屋の隣りがやきとり屋、そしてその向かいもやきとり屋。こんなまち、ほかにあるだろうか。
NTTの電話帳「タウンページ」によると、現在市内に54店のやきとり屋がある。人口1万人当たりに約6.4店が営業している計算になる。これは、やきとりのまちとして全国的に売り出している埼玉県東松山市や愛媛県今治市と肩を並べるほどの数字で、もちろん、北海道内では断然多い。さらに、室蘭では居酒屋でもやきとりを出す店が多いことから、実際人口比では日本一との声もある。
明治42年、溶鉱炉に火が灯ってから90年あまり。室蘭は鉄、そして工業のまちとして繁栄してきた。そこに働く労働者の胃袋を満たしてきた代表的な食べ物、それが“やきとり”だった。
食糧事情の悪かった時代から、豚肉の動物性タンパク質と玉ねぎ、洋がらしの絶妙な組み合わせが、労働者の貴重なエネルギー源となり、延いては、明日への活力源でもあったのだ。そして「安い、早い、うまい」の三拍子を兼ね備えた身近な食べ物として、昔と変わらない、確固たる形態を今日まで継承している。
目次
3.日本の歴史を探る
4.北海道内を探る
お問い合わせ
経済部観光課
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-3320
ファクス:0143-25-2478
Eメール:kankou@city.muroran.lg.jp
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください