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室蘭八景

このページでは、室蘭市を代表する観光スポットである室蘭八景を紹介しています。

室蘭港の夜景

室蘭港の夜景

港内を取り巻く工場群や白鳥大橋などの灯りが水面に映えて美しく輝き、見る場所によってさまざまな表情を見せてくれます。

夜景の詳細は、室蘭工場夜景ページをご覧ください。

工場夜景のページへ

 

測量山の展望 

測量山の展望

測量山は標高199.6メートルと、あまり高い山ではありませんが、明治5年(1872年)、札幌本道をつくるとき、当時、陸地測量道路建築長の米国人ワーフィールドが、この山に登り、道路計画などの見当をつけたことから「見当山」と呼ばれていたのを後に「測量山」と改めました。

測量山を含む周辺一帯は、“測量山緑地”として市民に親しまれ、また、野鳥の宝庫としても知られています。

面積は119.5ヘクタールあり、緑地内には植物が約500種、動物は野鳥類のほか、昆虫類が豊富で青少年の自然観察の場となっています。

市街地の近くに、このような緑地が保存されているところは、全国でもあまり多くありません。

山頂の展望台のほか、唐松平には野外ステージ、199人テーブル・ベンチ、シンボルツリーのハルニレ、さわやかトイレ(サンクチュアリートイレ)などが周辺の自然にマッチするように整備されています。

頂上からの展望は360度の大パノラマで、昭和6年6月、この地を訪れた歌人、与謝野鉄幹・晶子夫妻は、次のように歌っています。(このときの天候は霧のようです)

「わが立てる、即涼山のいただきの、草のみ青き、霧の上かな」鉄幹

「燈台の、霧笛(むてき)ひびきし、さびしけれ、即涼山の、木(こ)の下(もと)の路」晶子

測量山展望台へのアクセス

  • JR室蘭駅より徒歩50分、車で10分(4キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で30分(10.7キロメートル)

地図は、測量山展望台のページをご覧ください。

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黒百合咲く大黒島 

黒百合咲く大黒島

絵鞆岬から海上約1キロメートル、室蘭港の入口に浮かぶ周囲約700メートル、高さ35メートル、面積2.4ヘクタールの小さな島です。(公共渡船はありません)

天保9年(1838年)から7年間、この地域の場所請負人(ばしょうけおいにん)をしていた岡田半兵衛が、安全祈願のため島内に大黒天を祭ったことから「大黒島」と呼ばれました。

また、英国船プロビデンス号の水兵ハンス・オルソンが葬られたころから、島には黒百合が咲き始めたという伝説もあります。昭和45年制定の「室蘭八景」で“黒百合咲く大黒島”というキャッチフレーズが付いたことからも、昔は黒百合が多かったようです。なお、海事関係者の間では「オルソン島」の名で、世界的に知られています。

有島武郎(ありしまたけお)「潮霧」(しおぎり)より

「来た方を振り返ると、大黒島の灯台の灯だけが、聖者の涅槃(ねはん)のような光景の中に、小賢しくも消えたり光ったりしている、室蘭はもう見えない」

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絵鞆岬の景観 

絵鞆岬の景観

絵鞆半島の突端にあるこの岬は、噴火湾を中心として昭和新山や有珠山、羊蹄山などが眺望できる代表的な景観地として室蘭八景の一つになっています。また、絵鞆の地名は語源「エンルム」(岬)から転化したものです。

絵鞆岬展望台へのアクセス

  • 道南バス絵鞆公園前バス停より徒歩5分(0.3キロメートル)
  • JR室蘭駅より車で15分(5キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で20分(8キロメートル)

地図は、絵鞆岬展望台のページをご覧ください。

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金屏風・銀屏風の断崖絶壁 

金屏風

金屏風

地球岬とトッカリショの間にあるこの一帯は、約100メートルの直立した崖面が連なり、赤褐色を帯びた崖面に、朝日が映えるとあたかも金の屏風を立て連ねたように見えることからこの名で呼ばれるようになりました。

銀屏風と併せて室蘭八景の一つとなっています。

金屏風へのアクセス

  • 道南バス地球岬団地バス停より徒歩5分(0.4キロメートル)
  • JR母恋駅より徒歩25分、車で5分(1.9キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で30分(12.6キロメートル)

地図は、金屏風ビュースポットのページをご覧ください。

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銀屏風

銀屏風

(注)写真は、外海遊覧で撮影したものです。

アイヌ語でチヌイェピラ(彫刻のある崖)といわれており、ハルカラモイと恵比須島の間の崖面一帯をいい、この崖に夕日が映えて銀色に輝くところからこの名で呼ばれるようになりました。

トッカリショ側にある金屏風と一対で室蘭八景の一つになっています。

銀屏風へのアクセス

  • 道南バス増市通バス停より徒歩20分(1.4キロメートル)
  • JR室蘭駅より車で20分(5.2キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で25分(9キロメートル)

地図は、銀屏風ビュースポットのページをご覧ください。

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マスイチ浜の外海展望 

マスイチ浜の外海展望

語源は「マスイ・チセ」(ウミネコの家)といい、ウミネコの巣が多かったことからこのような名がついています。

付近にはローソク岩や仲よく並んだカモメ岩、通称“象岩”と呼ばれる象が寝そべった形そっくりの岩があり、また、噴火湾を隔てた駒ケ岳などの眺望はパノラマを見るようで、室蘭八景の一つになっています。

昭和34年には、この浜から大規模な遺跡が発見され、先住民たちがこの入江を舞台におおらかな狩猟生活を送っていたことがうかがわれます。平成24年1月24日には「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸」として国の名勝に指定されました。

詳細は、名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸のページをご覧ください。

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マスイチ展望台へのアクセス

  • 道南バス増市通バス停より徒歩15分(1キロメートル)
  • JR室蘭駅より車で15分(5.5キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で25分(9.3キロメートル)

地図は、マスイチ展望台のページをご覧ください。

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地球岬の絶景 

地球岬の絶景

語源の「ポロ・チケップ」(親である断崖)が、チケウエ~チキウ、チキウ~チキュウと転化し地球岬という当て字が使われたといわれています。

いつころ、だれが、この字を使い始めたか、はっきりしていませんが、昭和60年の「北海道の自然100選」(朝日新聞)、昭和61年の「あなたが選ぶ北海道景勝地」(北海道郵政局)でそれぞれ第1位になり、室蘭の観光の拠点にふさわしい雄大な名前を残してくれた先人に感謝せずにはいられません。

100メートル前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には遠く恵山岬や下北半島も眺望できる国内でも有数の景勝地です。

世界地図をあしらった展望台・駐車場(バス6台、乗用車35台)のほか、昭和62年の「新日本観光地百選ヤングカップル部門」第1位に因んだ「さわやかトイレ」、地球岬の名に因んだ「地球儀型電話ボックス」などが整備され、観光客の目を引いています。

最近は根室の納沙布(のさっぷ)岬と共に元日の初日の出を参拝するため、遠くは関西方面や札幌地方からの観光客でにぎわっています。

「並木凡平」句「若葉路、ただ一筋に友と行く、地球岬は、まだまだといふ」

詳細は、名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸ページをご覧ください。

名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸のページへ

地球岬展望台へのアクセス

  • 道南バス地球岬団地バス停より徒歩15分(1キロメートル)
  • JR母恋駅より徒歩35分、車で10分(2.6キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で35分(13.5キロメートル)

地図は、地球岬展望台ページをご覧ください。

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トッカリショの奇勝 

トッカリショの奇勝

語源は「トカル・イショ」(アザラシの岩)で金屏風とイタンキ浜の間にあります。

緑のベルトと奇岩で綾なす絶壁の荒々しい景観、イタンキ浜を左手に見ての海原の静寂さが奇妙な対照をつくり、本市を代表する景勝地として室蘭八景の一つに選ばれています。

詳細は、名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸のページをご覧ください。

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トッカリショへのアクセス

  • 道南バス地球岬団地バス停より徒歩15分(1キロメートル)
  • JR母恋駅より徒歩35分、車で10分(2.5キロメートル)
  • 室蘭インターチェンジより車で30分(13.5キロメートル)

地図は、トッカリショ展望台のページをご覧ください。

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お問い合わせ

経済部観光課 
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-3320   ファクス:0143-25-2478
Eメール:kankou@city.muroran.lg.jp

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