発達の遅れがある児童や集団生活に不安や課題がある児童等が、適切な発達支援(療育)や指導・助言などを受け、社会的に自立できるよう、主に小学校就学前の児童に対して早期療育を実施するために設置している施設です。
また、児童への指導などのほかに、保護者や関係機関からの相談窓口対応、児童との関わり方を指導する保護者支援、保育所や幼稚園など児童と関わりを持つ機関と連携した療育ネットワーク会議の開催、児童への療育などを円滑に行うための支援ファイルの配布なども実施しています。
発達の遅れが見られる児童や集団生活に不安や課題がある児童で、乳幼児期から就学直前までの発達を促すことで社会性を増すことが必要とされる児童(障害福祉課で受給者証の交付を受けた児童)
あいくるでは、児童の発達などについて、心理士や保育士、理学療法士がさまざまな質問や相談に対応しております。
保育所のようにあいくるに毎日通所しながら、小集団の中で集中的に発達支援を受けられます。
保育所等に通所している児童向けの施設等への訪問サービスです。
センターの専用電話:0143-25-5503
保育所や幼稚園に通所しながら、週1回1時間程度、発達支援を受けられます。
就学後に肢体不自由児へ機能訓練等を行います。
事業所の専用電話:0143-25-5502
上記の4事業が国や地方自治体から給付を受けながら、1割の利用者負担で施設を利用できる発達支援事業です。
なお、利用者負担は、所得などに応じて月額上限が設定されています。
特定・障害児相談支援事業所の指定を受け、発達支援や他の障がい福祉サービスを必要とする児童に対して、受給者証の交付申請や障がい福祉サービス事業所との仲介などを行います。
業務にかかる費用は、国や地方自治体の負担となるため、利用者負担はありません。
相談支援事業所の専用電話:0143-50-6705
5つの事業の利用者について、平成24年度以降の利用者の推移を掲載しています。
室蘭市内のあった障害児通所施設(旧えとも学園(知的障がい)、旧あゆみ園(肢体不自由)、旧児童通園センター(発達支援))を、老朽化対策と相談機能拡充のため、母恋南町にあった旧朝陽小学校に改築して集約し、室蘭市子ども発達支援センター(通称:あいくる)として平成21年度4月に開設しました。
その後、平成24年度からは、国の障がい福祉サービス一元化などの体系見直しに合わせてサービス内容の見直し、支援の拡充を図りました。
旧障がい児通園施設3園の移転後の施設の機能と国のサービス体系の見直しによる利用者の拡大のページへ
令和元年10月1日から、就学前の障がい児の発達支援として、3歳児から5歳児まで(満3歳児の誕生日以降の最初の4月1日から就学前までの間)の子どもたちのために児童発達支援等を利用する児童の利用者負担が無償化されました。
あいくるも、児童発達支援等の指定を受けていることから、対象期間の利用者は無償化の対象となりました。
児就学前障がい児の児童発達支援等無償化のお知らせ(PDF:24KB)
施設の位置や最寄りの交通機関について記載しています。
休所日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始
開所時間:8時45分から17時15分まで
あいくるでは、ノロウイルスや新型インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの感染防止のため、石けんを使用した手指の手洗いやアルコール消毒、ピューラックスの使用など、さまざまな感染症等に対する対策を行っております。
あいくるでは、職員をはじめ、施設利用児童やその保護者等に対し、感染拡大防止対策として、
などの実施により、感染症拡大防止対策に努めております。
発達に心配のある児童や障がい児及び家族、関係機関支援のため、保健・医療・福祉・教育機関と相互に連携し、支援の向上を図るための会議や研修会を開催しています。
利用児童の保護者に対して、通所時間に合わせて、母親教室やペアレントプログラム、発達に関する相談などを実施しています。
発達の遅れや障がいを持つ児童とその保護者が安心して地域で暮らせるために、児童の特性などを理解し、どのように接するとよいかについて実習・研修等の受け入れや実施、「こども発達支援サポーター」へ登録をお願いしています。
当施設の意義や療育の内容を知っていただくために、就学前のお子さまとその保護者の方に、あいくるに来ていただき、施設の絵本の読み聞かせや遊具などの体験をして頂きます。
子育てをしていて疑問に思ったこと、特性のある児童への声かけの仕方などの質問もお受けします。
開催は、毎年度2回程度(5月頃と11月頃)
開催が決まりましたら、市のホームページや『広報むろらん』への掲載、保育所・幼稚園等にポスターやチラシを配布いたします。
現在は、コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、開催予定はございません。
発達に心配や遅れのあるお子さんや障がいをお持ちのお子さんが、支援学級で個別の教育支援計画を策定するとき、あるいは、発達に関して医療機関への受診や障がい福祉サービスの提供を受けるときに、現在の課題や乳幼児期から現在までの発達状況、これまでに受けてきた医療機関での受診歴などについて、情報提供を求められることがあります。
このときに、うまく伝わらないこと、忘れていることなどが少なくないため、その時々で出来ることやその時の課題などを専用のファイルに記録、保存、集約することで、本人や保護者、関係機関がより確かな特性や課題を共有し、その後の支援が円滑に受けられるよう、関係者や関係団体のご意見を取り入れながら、支援ファイル「すてっぷ」を作成しました。
平成27年度より市内で障がい福祉サービスを利用している成人や児童に配布しております。
室蘭市内在住の障がい福祉サービスをご利用の方、各種障がい者手帳等をお持ちの方、小中学校の支援学級在籍児童、あいくる通所児童、市内保育所障がい児枠の児童、その他発達の遅れが気になる児童。詳しくは、あいくるまで。
支援ファイル「すてっぷ」の詳しい内容については、以下のページに掲載しておりますのでご覧下さい。また、ダウンロード可能な「すてっぷ」の様式をライフステージ毎に分割して以下のページに掲載しておりますので、ご活用下さい。
なお、支援ファイルの配布希望や記入方法、使い方などについて、ご不明な点がありましたら、あいくるまでご連絡下さい。
また、支援ファイルは『発達状況を判定する冊子』ではないため、当ファイルでは発達検査などはできません。発達の目安や検査票、チェックリスト、発達検査用キット、アセスメントツールの類いも入っておりません。発達状況の判定などが必要な場合は、専門の医療機関や児童相談所にご相談下さい。
連絡先TEL:0143-25-5501
児童福祉施設として、受動喫煙防止法の観点から、敷地内は禁煙としています。
その他、法令等を遵守し、消防設備や防犯設備の設置など、所要の整備を行っています。
お問い合わせ
保健福祉部子育て支援課子ども発達支援センター(あいくる)
住所:〒051-0003 室蘭市母恋南町2丁目22番3号
電話:0143-25-5500
ファクス:0143-25-5500
Eメール:ryouiku@city.muroran.lg.jp
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