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平成26年度第2回室蘭市安全で住みよいまちづくり協議会会議録

日時

平成26年10月23日(木曜日)13時30分~14時20分

場所

室蘭市役所本庁舎3階議会第一会議室

出席委員10名

事務局

米野生活環境部長、小林地域生活課主幹、倉田生活安全係係長、島田生活安全係主任

傍聴者

0人

配布資料

会議次第

1.開会

2.会長挨拶

3.安全安心都市宣言唱和

4..議事

(1)「(仮称)室蘭市暴力団の排除の推進に関する条例」について

(2)その他

5.閉会

会議内容

1.開会

2.会長挨拶

3.安全安心都市宣言唱和

4.議事

(1)「(仮称)室蘭市暴力団の排除の推進に関する条例」について

委員
  • 市に暴力団の情報を提供した人の名前や住所などの個人情報は漏れないのか心配であることから、条例に情報を提供した者の個人情報を守る条項を規定できないか。
  • 「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」第19条第1項「暴力団事務所の開設及び運営の禁止」で、「大学を除く」という条文がある。室蘭市には大学が立地する文教地区もあるため、大学付近も暴力団事務所の開設はできないように、市の条例に規定できないか。
  • 条例設置とともに、市民の安全確保にも努めるよう要望します。

 

事務局
  • 地方公務員法により、職員が知り得た情報が漏れることはない。また、このことにつきましては「室蘭市暴力団の排除に関する条例の逐条解説」に掲載するとともに、条例制定後はホームページ等でも広報する際に、それらについて配慮した書き方にする。
  • 北海道の条例の第19条及び20条は、第5章で「青少年の健全な育成を図るための措置」として定められたもので、18歳未満(北海道青少年健全育成条例)の者を、暴力団に近づけず、また、暴力団から被害を受けないよう青少年に特化した条項となっている。
  • 暴力団事務所の開設については、道条例の第17条(不動産の譲渡等における措置)において、暴力団の事務所の用に供されることを知って契約してはならない、暴力団事務所の用に供されていることが判明した時は契約を解除するなど、不動産が暴力団事務所の用に供されないための条項となっており、室蘭市内はもとより、北海道内での暴力団事務所の開設はできないことになっている。
 
委員
  • 条例(案)に対し、特に意見などはなく賛同するが、条例制定が遅かったのではないかと意見があったことを報告する。

 

委員
  • 条例制定が遅かったのではないかと意見があった。
  • 制定後は協議会や関係者だけが条例制定を認識して効果が少ないので、市民や町内会への周知方法はどのように行うのか。
  • 町内会から寄せられた情報は、どのように町内会等を共有するのか。

 

事務局
  • 昨年の12月に開催した協議会において、暴力団排除条例の施行を平成27年4月と説明させていただいているが、多くの他都市が本年4月に施行していることから、来年4月の施行では遅いと判断したことと、同じ警察署管内である登別市と足並みをそろえ同時期に条例制定したいと考えていることから、本年中の施行を目指し、作業を早急に進めているところであるため、ご理解を願いたい。
  • 条例制定後の市民などへの周知方法については、広報紙やホームページなどで周知していくほか、暴力追放運動推進協議会等と協力し啓発することで、広く市民等に周知していきたいと考えている。
  • 市に寄せられた情報等は、警察にも報告することになる。暴力団でも個人情報は保護されることになるほか、捜査などの時も情報は皆さんと共有できない部分も出てくると考えられるが、警察と相談しながら、提供できる情報については、共有していきたいと考えている。

 

委員
  • この条例は早期に制定すべきであり、改善の必要が生じた場合はその都度改善をしていき、早急に制定してほしい。
  • 企業としては、暴力団員と関わりを持つことは信用やトラブルの要因になるため、事前に暴力団員と分かると良いが難しいと思う。事業によっては1次請負、2次請負の場合など雇用時に判断することは非常に難しいのでご理解いただきたい。

 

米野部長
  • 早くに条例を制定すべきとのご意見を承りました。本協議会での協議終了後にすみやかに事務手続きへ移らせていただき、本年の執行を目指して努力いたします。

 

事務局
  • 欠席された委員よりご意見を伺っているため、代わりに発言させていただく。
  • 高齢者にとって、暴力団員と一般市民を見分けることは難しく、どのように接するべきなのか判断がつかない場合がある。
  • 市民だけではなく、子どもや高齢者等の弱者に優しい街というのが、安全で住みよいまちということになるのではないかと考えますとのご意見をいただいた。また、団体として室蘭市の暴力団の排除に関する条例(案)に賛同すると事前にご報告を受けている。

 

委員
  • 前回の協議会の中で、市内に100名ぐらいの暴力団員や関係者がいると説明を受けましたが、暴力団員が一般市民を利用して何かした場合は対応が難しいのではないかと意見があった。

 

室蘭警察署
  • 委員からお話しがあったとおり、暴力団員が陰に隠れ一般市民を利用する手口が実情である。そういった人数を含めた数が100名程度であり、暴力団という後ろ盾を持つことで力を誇示する人がいる。善良な一般市民の中でごく一部の人である。そういった人については、最初から暴力団員として扱いはできないが、暴力団関係者であると判明した場合は、暴力団員としてのそれ相応の対応を行う。利用して暴力団だけが味を占めることは決してない。必ず暴力団組織のトップまで逮捕すべく、我々でしっかりと捜査を行っていきたい。

 

委員
  • 恐喝などは現行犯でないと逮捕できないのか。名前や住所、顔もわからないがただ脅されたとかであれば、捜査は難しいと思うがいかがか。

 

室蘭警察署
  • 現行犯でなくても被害届を出してもらえば捜査は行う。確かに捜査などは難しいが、先日も新聞報道などでご存じかと思うが、中島地区に防犯カメラを設置される報道がされていた。最近、警察にあの人に殴られたなどの通報があり警察は出動するが、供述だけでは裁判になったときに処罰が与えられない。法律の壁がある。そのためコンビニエンスストアや飲食店の経営者などに聞き込みを行い、犯罪の証拠収集を行っている。
  • そのため、現行犯でなければ逮捕されないということは間違いであり、暴行や恐喝を受けた場合は犯罪なので、いつでも警察に通報してください。すぐに犯人が捕まらないこともあるが、捜査につなげ、ましては暴力団関係者であればなおさら、次の被害を食い止めたいため、何としても犯人逮捕に努めますので、ご理解いただきたい。
 
委員
  • やくざと暴力団員は違いがあるのか。
  • 町内などでも暴力団員だった方がいるらしいと聞き、町会の花壇つくりなどの活動に参加し、更生するように促している。

 

室蘭警察署
  • やくざは暴力団の隠語であるため、同一である。暴力団は反社会的な組織であり、その組織を守るためあらゆる犯罪などあらゆる方法をとる。例えば高齢者のオレオレ詐欺などについても暴力団の影が潜んでいると警察はにらんでいる。そういう弱者たちを資金源のために利用するのが暴力団であり、決して良いやくざなどは存在しない。
  • 若いころに暴力団に属していたが、更生された人もいる。暴力団員であっても個人情報を守らなければならず、一度暴力団員だったからといって一生暴力団員のレッテルを張られる必要はない。自分の過ちに気づき刑務所などで罪を償い更生される人も多くいる。
  • 企業側は雇用などをする以前に暴力団員かどうか氏名などが分かればという意見も警察としても十分理解できるが、暴力団員かどうかをよく調べなければならない。あの人暴力団員だといっても、安易に判定することは難しい。

 

委員
  • 暴力団員は利用するまでは紳士であるが、付き合いを継続すると利用され、怖い思いをすることにつながる恐れがあるので、暴力団員とは一線を引いた方が賢明であると思う。

 

室蘭警察署
  • 暴力団員の勧誘方法は、まず親しくなってご飯などをご馳走して、恩を売りそれを利用して犯罪行為に加担させるなど行うことが典型的な手口であるため、暴力団員との関係を断ち切らなければならない。特に高齢者や少年から守らなければならない。先ほど大学の話が出ましたが、大学に周辺に暴力団事務所を設置して良いという法律ではない。青少年と言われる18歳未満の子どもたちを守るために特化して規定した法律であることをご承知おきください。

 

委員
  • 最近、薬物の中で特に危険ドラッグについて報道などでよく耳にするが、危険ドラッグについて室蘭市の状況を伺いたい。
  • 薬物は背後に暴力団といった感じを受けるが、危険ドラッグについてはどうか。もし仮にそうであれば、簡単に手に入るので恐ろしいと思う。

 

室蘭警察署
  • 4月以降に関しては、危険ドラッグについて検挙は至っていないが、御承知のとおり危険ドラッグは全国で蔓延しており、室蘭警察署というよりは北海道警察として徹底的な取り締まりや色々な捜査を行っている。薬物より危険ドラッグの方が容易に手に入りやすく、大元である販売店やインターネット販売店などは次々に押さえている状況であるが、インターネットのワンクリックで購入可能であるため、今のところ室蘭市内で大きな犯罪や事故はないが蔓延するのではないかと危惧している。
  • 一般的に薬物と言われている覚せい剤や麻薬やコカインと比べ、危険ドラッグは単価が安価である。覚せい剤や麻薬やコカインは販売価格が高く、大幅な利益が得やすいため暴力団が資金源として販売している。一方で危険ドラッグは始まったばかりであり一概に言えないが、暴力団が関係しているかどうか判明していない。どちらかというと若い人たちの音楽イベント、いわゆるクラブなどに出入りしている人たちの中で蔓延しているようである。札幌市では消防職員も使用し逮捕されたようだが、一般市民への普及についても危惧している。まわりで疑わしい人がいる場合は、交番ではなく、警察署で薬物について専門の部署があるので、個人情報について開示することはなく、情報提供者の安全は守りますので、情報があれば警察も対応いたしますので、ご連絡いただければと思います。

 

(2)その他

委員
  • 最近、中島と八丁平に暴走族が昼夜問わず、頻繁に出没しているようであるが、警察は取り締まりなど行っているのか。

 

室蘭警察署
  • 交通課で取り締まりには至っていないが、証拠収集など対応している。警察の追跡により命を落とす危険性もあることから、走行中の証拠採取を行い、運転していない時に接触して逮捕するため、難しいところもあるが、警察署も内容については重々承知しており、取締りに向け慎重に対処しているため、もう少しお待ちいただきたい。このご意見について持ち帰り、担当部署に必ず伝える。

 

委員
  • 大雨の被害などについては、この協議会の協議事項なのか。
  • 福島や広島の災害を教訓にし、防災マップなどはあるが、自己判断するにあたっても土砂災害や津波災害など状況により対応を求められるため、情報の共有化や避難について指導、周知を積極的に行い、市役所一体となって対応を行ってもらいたい。

 

事務局
  • この協議会の協議事項ではなく、あくまでも犯罪、事故及び災害の現状把握に努めるとともに、安全対策、安全活動等について協議することとなるが、自然災害は含まれません。
  • 自然災害については関係各課と連携して対応したい。自然災害におけるご意見は防災担当課へ伝える。

 

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お問い合わせ

生活環境部地域生活課市民生活係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2380   ファクス:0143-24-7601
Eメール:seikatsu@city.muroran.lg.jp

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