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【記者会見記録】平成30年8月31日開催

記者会見h300831

  1. 第3回市議会定例会提出予定議案について
  2. 質疑

 

1.第3回市議会定例会提出予定議案について

 

記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

9月10日から開催予定の、第3回市議会定例会への提出予定議案についてご説明し、そのあと、最近の話題などをお話ししたいと思います。

議案関係ですが、まず、初めに条例では、コンビニエンスストアなどにおける、印鑑登録証明書等の交付サービスを導入するための「室蘭市印鑑の登録及び証明に関する条例中一部改正の件」など、合計3件であります。

続きまして、単行議案につきましては、旧陣屋小学校校舎棟及び敷地等の「財産処分の件」と、室蘭市神代火葬場建替建築工事や東町たいわ団地公営住宅建替建築主体工事など、合計12件であります。

続きまして、専決処分につきましては、市営住宅汐見団地漏水事故にかかる損害賠償額の決定の「専決処分について承認を求める件」の1件であります。

続きまして、補正予算ですが、一般会計と国民健康保険特別会計、介護保険特別会計を予定しており、この内、一般会計の主な内容につきましては、はじめに、2020年の供用開始に向け、入江運動公園の総合体育館新築及び駐車場の拡張等に向けた基本設計を行う「(仮称)総合体育館等整備事業」です。

これは、アリーナの面積や新たに設けるサブアリーナ、ランニングコースなど、基本計画で予定していた仕様をベースに、基本設計で検討していくものです。

なお、中島公園内では駐車場の確保に課題がありましたが、入江運動公園内では、これまでより駐車場を拡張することで、大会時など利用しやすくなると考えています。

次に、地域医療あり方検討経費についてです。

「室蘭市地域医療あり方検討会」からの提言を踏まえ、市立室蘭総合病院の経営形態について他団体の調査等を行うとともに、将来的な市内医療機関の診療機能等を見据えた基礎的データの整理・分析を行うものです。

 

続きまして、最近の話題についてですが、地震・津波避難訓練についてであります。

9月9日に、地震・津波避難訓練を実施します。毎年、9月1日の防災の日に合わせて訓練を実施していましたが、今年は、イベントと重なったこともあり、一週ずらしての実施となります。

訓練地区は、港南・中央地区の一帯です。その後、海星学院の生徒さんによる防災講話や、陸・海自衛隊と共に、支援物資の輸送訓練を実施する予定です。こういった訓練の積み重ねが、減災につながりますので、しっかり取り組んでまいります。

最後に、交通安全についてであります。

先週、中島町で発生した交通死亡事故の被害者となった方のご冥福をお祈りいたします。

本市と致しましても、死亡事故ゼロを目指し交通安全運動を推進しておりますが、5月の知利別町での事故に続き、このたびの事故により、また尊い命が奪われたことは、非常に残念でなりません。

本日は、関係機関や団体、市民の方々と連携した、室蘭市最大の交通安全運動であります、「交通安全人と旗の波運動」が実施されているところであります。

私もこの後、交通安全人と旗の波運動に参加させていただきますが、これ以上交通死亡事故を発生させない、そして、交通事故が減少するように、関係機関や団体などと連携し、交通安全運動や啓発に努めてまいります。

以上です。

 

2.質疑

(記者)補正予算の地域医療あり方検討費について、今後どのように議論を進めるのか。

(市長)先般、地域医療のあり方の提言書をいただいた。それを受けた中で、議論で出された連携や再編などの意見を踏まえながら検討していくことが重要と考えている。地域の住民が安心して医療を受けられる環境を継続・維持していかなければならないと考えている。

(記者)地域医療あり方検討会では、市立病院の在り方を見直し、民間病院の再編を進めることが当面の目標と聞いている。市長は今後どのように取り組むのか。

(市長)あり方検討会で検討いただき提言書を含め、今後さらに具体的な検討を進めていくことが重要である。市立病院と民間病院が連携や再編の検討は避けてとおれないことから、現状の分析をしっかり行った中で、将来の需要推計もさらに精査して、具体的な方策を見出していかなければならないと考えている。

(記者)9月に地域医療の在り方を検討する協議会を立ち上げると聞いている。協議会の目標は。

(市長)今年度中に、どこまで取り組めるかは明確には言えないが、できるだけ早期に連携や再編の考え方を示せるように全力で取り組んでいきたいと考えている。

(記者)明確には言えないとのことだが、現時点で考えているスケジュールは。

(市長)9月3日に1回目の協議会を開催する。私が会長になり進めていく。何月にどこまで、とはまだ明示できないが強い思いで取り組んでいきたいと考えている。

(記者)体育館の整備事業費について、テニスコートやサッカー場の移転の財源はどのように考えているのか。

(市長)都市公園ストック再編事業交付金を念頭に置いている。

(記者)体育館の整備に関連して、財源確保のために図書館や科学館の建設予定を1年遅らせている。財源確保は大きな課題であり、財源確保のために住民サービスへの影響もあると思うが、どのように現状を受け止め考えているのか。

(市長)図書館や科学館の計画は1年延びている。計画どおり作ることも大切であるが、1年早く進めることで、市民への財政負担が数億円増える。どちらが市民の利益につながるかなどを考えなければならない。まちの財政事情を勘案し、市は国などに対し事業の計画に沿った財源の補助や交付金など財政支援をお願いしている。将来持続可能な行財政運営をするためには、有利な財源の獲得を考え取り組んでいきたい。

(記者)フェリー就航から2か月経過したが、どのようにまちが変わったか。また、予定のとおりになっていないと感じている部分はあるのか。

(市長)実際にフェリーを利用された市民の方に話を伺うと、室蘭にはフェリーがにあうという声や、東北が近くなったと、喜びの声を聴いている。一方で、当初予定していた荷物が十分にふるっていない。これは、夏の長雨と、まだ東北で交通のネットワークが十分に整備されていないと、需要者の方からうかがっている。東北の道路の整備は、できるだけ早期に全線開通をお願いしたいと、宮古の皆さんとともに国に対する要望活動をしている。いずれにしても、10年ぶりに待望のフェリー航路が復活したので、絶対に撤退させることのないように強い信念と、取り組みの中で、安定就航のため市民とともに取り組みたい。

 

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