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【記者会見記録】平成29年11月24日開催

  1. 記者会見h291124第4回市議会定例会提出予定議案について
  2. 質疑

 

1.第4回市議会定例会提出予定議案について

 

本日、大変ご多忙の折に定例記者会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

12月1日から開催予定の第4回市議会定例会への提出予定議案についてご説明し、そのあと、最近の市の動きなどをお話ししたいと思います。

まず議案つきましては、条例では中島保育所を民間に移管することに伴う「室蘭市立保育所条例の廃止の件」など全部で10件です。規約につきましては、平成30年度以降の西胆振のごみ処理施設の新施設建設の計画策定に係る事業費負担割合について新たに規定する「西いぶり広域連合規約中一部変更の件」の1件、単行議案につきましては、中島本町1丁目の一部の区域を八丁平5丁目に変更することに関する「町の区域変更の件」と「新たに住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域の住居表示の方法決定の件」の2件です。

次に、補正予算についてですが、一般会計と病院会計を予定しておりまして、一般会計では、来年4月に民間委託する「あけぼの」について花卉栽培所などの改修を行う「あけぼの花卉栽培所改修費」に17,486千円、経年劣化による部品の不具合により稼働停止中の「祝津地区風力発電設備」の改修費に149,904千円など、合計で312,396千円の補正としています。病院会計は、債務負担行為の設定となっております。

次に、最近の市の動きについてお話しします。

平成30年度予算についてですが、新年度予算は私の2期目の総仕上げとなる最後の政策予算です。公約は平成29年予算で約90パーセントが着手・達成となっていますが、検討段階項目の早期具体化、着手した項目についてもできるだけ成果をあげるよう取り組んでまいります。

今後も、人口減少や少子高齢化の進展に加えまして、JXTGエネルギーの動向によっては、厳しい財政運営が予想されます。このため、行政改革のスピードアップが必要で、予算編成にあわせて、行革プランの実施項目の前倒しや項目の追加について検討を進めてまいります。

一方で、日本製鋼所と月島機械の協業など、企業の進出や設備拡張の話もありまして、本市のものづくり基盤や港を強みに、更なる投資を促すような施策についても継続して検討してまいりたいと考えています。

また、現在進めている立地適正化や都市計画マスタープランあるいは港湾計画などは、十数年に一度の大きな改定であり、市民と対話を進め将来のマチの姿をしっかりと共有しながら、策定に取り組んでいく決意です。

いずれにしても、非常に厳しい経済、財政状況の中で、時には厳しい決断でスクラップをしながら、新たなまちづくりに向けた未来への投資はしっかり図っていきたいと考えています。

次に、来年6月22日にフェリーでつながる岩手県宮古市を、来週の11月30日に訪問する予定をしています。胆振町村会と胆振総合振興局が宮古市を訪問することに合わせての訪問になりますが、今年度末の完成に向けて建設が進んでいる宮古港フェリーターミナルの視察をはじめ、宮古市の商業者や観光・交通関係者が室蘭を訪れていることから、宮古商工会議所や宮古観光文化交流協会などを訪問して、フェリー就航による経済や市民の交流の推進について協議して参ります。

最後に、JXTGエネルギー室蘭製造所の関連についてです。来週月曜日の27日に、金濱議長と東京のJXTGエネルギー本社を訪問して参ります。

議員協議会においては、製造所転換の際に市民の皆様からいただいた20万筆の署名の重みや、室蘭製造所の収益性、将来性への疑問などについて、議員の皆様よりさまざまなご意見をいただいたところです。こうした市民や議員の声をJXTG側にしっかりと伝え、室蘭市内への影響も話しながら、今回の判断がなぜ室蘭だったのかという市民の疑問に対し、しかるべき責任のある役員に室蘭に来ていただいて、説明いただけるよう要請して参りたいと考えています。

私からは以上です。

 

2.質疑

(記者)JXTG本社を訪問するということですが、誰と面会する予定ですか。

(市長)JXTGホールディングスの木村会長とJXTGエネルギーの杉森社長にお会いする予定です。木村会長につきましては5年前にも要請をしたことがあり、当時のことも含めてお話しできればと考えています。

 

(記者)JXTG問題について、いつごろを区切りに考えていますか。

(市長)なぜ室蘭なのか、納得のいかない状況ですので、しっかり説明をいただいた後に、どのような対応を図っていくのか検討していくべきものと考えています。

平成31年4月に石油製品等の製造停止との発表なので、ずるずるいくと次の手が打てなくなるため、できる限り早期に室蘭に説明に来ていただくよう求めていきます。

 

(記者)大規模停電から5年が経ちますが、どのような対策を構築してきましたか。

(市長)停電するとストーブひとつ点けられないことを体感し、防災用の発電機や懐中電灯などを整備しました。FCVの導入により災害時の避難所での活用についても啓発に取り組んできました。また、暴風で倒木による電線の切断も発生していたので、道路管理者として街路樹を点検、剪定作業など未然に防止策を行ってきました。

防災訓練などを通して日ごろから災害に対する備えについて啓発を行っていきます。

 

(記者)祝津の風力発電を改修するとのことですが、長期間停止することについてどのように思っていますか。

(市長)回の改修は、故障の有無にかかわらず定期的に交換が必要な部分です。本市の貴重な収入を得られる大事な施設ですので、長く使えるようにするための修繕と考えています。

 

(記者)だんパラスキー場の存続について3万筆の署名がありましたが、一部の意見だけではなく、広く市民意見を集約することが大事だと思いますが、市長のお考えは。

(市長)さまざまな事業について多様な意見があって、この度の3万筆というのは重い市民意見だと受け止めていますが、現在はどのような可能性があるか関係団体と協議を重ねています。

今、本市が置かれている公共施設全体の状況を市民の皆さんにお伝えすることが大事だと考えています。

一方、本市規模のまちにどれくらいの施設が望ましいのか外部の専門部会に客観的な視点で協議をいただいています。加えて、利用者以外の多様な意見についても、さまざまな機会を通して伺い、総合的に市長として最終決断していきたいと考えています。

 

(記者)市長の任期も限られていますが、いつごろまでに判断する考えですか。

(市長)私の任期どうこうではなく、できるだけ早期に方向性を示していくことが、市民にとって大事なことだと考えています。

 

 

 

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Eメール:shimintaiwa@city.muroran.lg.jp

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