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【記者会見記録】平成27年5月25日開催

  1. 記者会見H270525第2回市議会定例会提出予定議案について
  2. 質疑

 

1.第2回市議会定例会提出予定議案について

本日は記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

6月3日から開催予定の、第2回市議会定例会への提出予定議案についてご説明し、そのあと、最近のできごとなどをお話ししたいと思います。

また、市政方針についてですが、現在、市政運営に対する私の所信や、7つの戦略を政策の柱に位置付け、今後の基本姿勢、そして「誇れる室蘭」の実現に向けて、補正予算の考え方を骨子に、案を取りまとめたところであり、今後、精査・調整を行いながら、第2回定例会に提出予定です。

まず、議案関係ですが、条例では、空き家等対策の推進に関する特別措置法が明日から施行されることに伴い、法と同様の措置を規定している本市の条例を廃止する「室蘭市空き家等の適正管理に関する条例廃止の件」、都市公園に関して、有料の公園施設以外にも指定管理者による管理運営ができるよう所要の改正を行う「室蘭市都市公園条例中一部改正の件」の2件、単行議案につきましては、室蘭港埠頭監視システム、高規格救急自動車、化学消防ポンプ自動車の3件の「財産取得の件」があります。

続いて補正予算ですが、今回の補正予算につきましては、私が市民の皆さんに約束した「誇れる室蘭」の実現に向けて第一歩となる新規事業を中心に、当初予算で留保していた財源等を活用し編成したもので、主なものを申し上げますと、「子育て支援のブランド化」では、第3子以降の保育料無料化や、保育料の寡婦控除のみなし適用について計上しているほか、「生活困窮者自立支援法関連事業」に118万円、西胆振圏域で初の屋内型の遊び場と図書機能を有する「複合公共施設整備」の測量や調査、旧中学校の解体など1億5千153万円、「(仮称)環境科学館・図書館の整備」に向け、基本設計など492万円。

「お年寄りや障がい者が元気に暮らせる環境づくり」では、社会環境の変化による墓地需要の多様化に対応するため、共同墓設置に向け、あり方の検討を進める、「共同墓設置検討経費」に75万円、「将来を展望した都市機能の充実」では、「文化センターリハーサル室等の改修事業」に1億8千714万円、本市の防災拠点にもなる体育館の整備に向け、基本計画を策定する「(仮称)総合体育館改築事業」に602万円。

「ものづくりのまちが挑む北の環境産業都市づくり」では、白鳥大橋イルミネーション・ライトアップLED化事業に1億5千940万円。

「ひと・まち・港を活かすグローバルな都市づくり」では、市の情報発信強化を図りイメージ向上につなげる「広報動画作成事業」に350万円、市民によるまちの魅力再発見や情報発信強化を図る人材を育成する「室蘭地域のICTを活用したまちの魅力発信担い手育成事業費助成金」に100万円、ペンギン舎の改修など「水族館施設整備費」に679万円、フェリー航路開設に向け、着実な就航や安定的な運航に向けた取り組みを進める「フェリー航路就航促進経費」に95万円、港湾機能の強化を図る「ガントリークレーンの更新」に向けた基本設計に990万円。

「スリムな行政運営」では、「旧港の文学館解体費」に3千901万円など、一般会計、特別会計、企業会計あわせて6億1千7百万円の補正です。

続いて、最近の市内の動きなどについてお話しです。

行方不明者の捜索についてですが、5月11日から行方不明になっている増市町の女性については、本市も消防や防災対策課を中心に捜索に協力し、消防団や市職員も動員しましたが、いまだ発見に至っていません。一日も早く発見されることを祈ってやみません。

次に、昨年度から力を入れています「子育て応援プラン」ですが、今年度の新しい柱「みんなで子育て」の施策の一つである「子育て応援団登録制度」に、4・5月で25団体・企業などの登録がありました。飲食店や美容室などは親子連れでも行きやすい環境整備を進め、企業は、職場見学や従業員の子育てしやすい環境整備、子育て支援ボランティア活動など、市民団体は親子向けイベントの開催など、それぞれができる活動で「子育て応援団」となり、地域挙げての子育て支援の輪が広がってきていると実感しています。また、応援団制度をきっかけに、新たに子育てを支援する市民グループも発足し、活動を始めていらっしゃいます。

今後も地域全体で子育てを応援していけるよう、多くの方に登録をお願いしたいと考えています。

三点目にフェリー関連についてですが、5月21日に川崎近海汽船(株)のシルバークイーンがトライアル入港しました。フェリーふ頭の第4バースと第3バースに接岸して、今後調整を行わなければならないところの点検確認を行ったところです。フェリー航路を新規で申請する場合は、近くに必ず予備バースが無ければならないことから、今回2つのバースにてトライアルとなっています。

5月23日には、約100人の方々が集まった「室蘭・宮古フェリー航路就航予定記念シンポジウム」が開催され、私も出席いたしました。宮古市の産業振興部長の話に市民の皆さんは耳を傾け、今後の交流等についていろいろ考えていただく機会になったと思っていますし、私自身も、宮古の皆さんが今回のフェリーのニュースに関してどのような感想を持っているか、直接伺うことができて良かったと思っています。

5月26日の室蘭港フェリー航路誘致促進期成会には、川崎近海汽船(株)のフェリー部長にお越しいただきますので、西胆振3市3町での今後の取り組みについて連携を深めたいと思っています。これらの動きを受けつつ、フェリー航路の着実な就航及び安定かつ持続的な航路に向けた動きを一層充実させるために、今回の補正で予算を組ませてもらっているところです。

最後に、空き家の関係です。市役所の隣の老朽空き家について、予てより地権者や関係者と解体へ向けた協議をしてまいりましたが、このたび協議がまとまりましたのでご報告します。内容ですが、地権者から(株)室蘭振興公社が旧商業施設と旧幸町市場の用地を一括で借り受け、建物を解体し、その土地で駐車場を経営するものです。長期間にわたり、市民の皆さんにご心配とご不便をおかけしましたが、工事などが順調に進みますと、この夏頃には危険が解消され、秋頃には駐車場として営業できるものと考えております。

2.質疑

(記者)今回の補正予算の目玉をお聞かせいただけますか。

(市長)フェリー関連やガントリークレーンなど港湾の振興、子育て支援では第3子以降の保育料無料化や、生活困窮者自立支援法関連の子育て支援などに力を傾注したと思っています。

(記者)建設関係の目玉はどうでしょうか。

(市長)(仮称)環境科学館と図書館の整備事業や、体育館改築事業など新規に計上して、これから進めていくが、次につながる建設関連の予算組みと考えています。

(記者)旧港の文学館の解体費用が計上されているが土地を売却しても赤字が予想されます。赤字になってでも、公共施設床面積15パーセント削減を進める市長のお考えを教えてください。

(市長)金額の差引だけでなく、先ほど老朽空き家の話にも触れましたが、基本的に使わなくなった公共施設は適正に管理していくという考えがあります。

 

(記者)空き家管理について、市役所隣の解体の件はうまく進んだ例だと思いますが、行政代執行など強制的な解体のケースも出てくる場合など、今後の進め方の考えをお聞かせください。

(市長)この度は2年半かかったが、利害関係者の協力、職員の粘り強い交渉などにより結果的に功を奏しました。

代執行の可能性は否定しないが、税金を投入しなければならないので、基本は持ち主が適正に管理していただくことと、我々も粘り強く対応して解決策を見つけていきたいと思います。

お問い合わせ

総務部広報課広報係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2193   ファクス:0143-25-2835
Eメール:shimintaiwa@city.muroran.lg.jp

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