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【記者会見記録】平成27年4月27日開催

  1. 記者会見H270427市長選を終えて
  2. 質疑

 

1.市長選を終えて

本日は記者会見にお集まりいただき、感謝申し上げます。

昨日の室蘭市長選挙で31,067票の負託をいただき、市長2期目に当選することができました。支援をいただきました市民の皆さん、全ての市民の皆さんに感謝申し上げますとともに、これから4年間の市政運営について身の引き締まる思いです。

今回の選挙では、青山市政1期目4年間の評価と、市民の皆さんと築き上げてきた確かな戦略が支持を受けたものと考えており、選挙のスローガンに掲げてきた「誇れる室蘭」を、自信を持って力強く進めて行きたいという心境です。

そして、これまでと同様に市民の皆さんの声から生まれるまちづくり、市民の皆さんとのふれあいを通しながら市政運営に努め、選挙公約としてきた7つの戦略と50の取り組みに、しっかり邁進していく考えです。

6月の補正予算に向けては、これから作業が始まりますが、一部触れながら7つの戦略についてお話しします。

一つ目は、「子育て支援のブランド化」ですが、第3子以降のお子さんの保育料の軽減について準備を進めています。これまでの第3子の年齢の上限を18歳まで引き上げることで、負担軽減の拡充を図り、子育て支援・定住策に努めていきたいと考えています。また、寡婦控除のみなし適用の範囲の拡大も図ってまいります。

二つ目には、「お年寄りや障害者が元気に暮らせる環境づくり」について、高齢者の住宅改修費の拡充や、手話条例の制定に向けて取り組んでいきたいと考えています。

三つ目には「市民パワーを活かしたまちづくり」、四つ目には「将来を展望した都市機能の充実」ですが、この中には環境科学館や体育館の整備事業、定住化策に通じる武揚小学校の跡地を活用した定住促進についても取り組んでいく考えです。

五つ目の「ものづくりのマチが挑む北の環境産業都市づくり」では、白鳥大橋イルミネーションのLED化に取り組みます。

六つ目の「ひと・マチ・港を活かすグローバルな都市づくり」では、フェリー航路の関係について、多くの市民の皆さんから期待を寄せていただいておりますし、3年後の就航に向け実現できる市長は私しかいないと選挙でも訴えてまいりました。まずは、安定的な集荷確保に向けたポートセールスに努めてまいりたいと思います。また、ガントリークレーンの更新については、経済界や港湾関係の皆さんからの強い要請もあり、設計に向け取り組んでまいりたいと考えています。

七つ目の「スリムな行政運営」については、引き続き市有地の売却などを進めて行きながら、公共施設の適正な管理にも努めているところです。

今回の選挙戦の中で、スピード感を持って経済の活性化、港湾の活性化、子育て支援のブランド化などに触れてきましたが、選挙戦で13,345票が相手候補に投票され、相手候補が特に、室蘭の物産のブランド化を図るという政策があったことなどから、どのような具体策があるか検討が必要ですが、ふるさと応援特産品のブランド化の推進を図っていくなど、選挙戦の中で出されたことを意識しながら、取り組んでいきたいと考えています。

今後のスケジュールとしては、5月11日で任期満了となる副市長の人事、空席になっている部長職の人事などを進めることや、ただいまお話ししました6月補正予算の準備など、多くの市民のみなさんから期待を寄せていただいたことについて、可能な限りスピード感を持って取り組んでいきたいと考えています。

2.質疑

(記者)得票数について、ダブルスコアの圧勝でしたが、どの辺りが支持されたか、ご自身でどのように受け止めているか、また3割が相手候補に投票されたことについて、どのように捉えているか、4年間でどのように応えていくか、お聞かせください。

(市長)今回の得票が31,067票で前回の24,800票より6,000以上の票を伸ばすことができたのは、1期目4年間の評価と今回の確かな戦略が評価されたと考えていますし、加えて4年前は若さに対する期待の反面、不安感もあったと承知しておりまして、この4年間の取り組みを見た中で評価が上乗せされたと考えています。

一方で、相手候補に13,345票の支持があったことについては、相手候補の示した政策を評価する人がいらっしゃったと感じており、その政策の一部を市政に活かすことも考えていきたいと思います。

 

(記者)公約の50の項目はこれから4年間で着手していくことになるが、改めて、どの項目から特に取り組んでいかなければと考えていますか。

(市長)人口減少社会において、まずは経済・雇用対策、港湾の活性化、子育て支援のブランド化が特に早く着手しなければならないと考えています。6月補正もあるが、既に3月補正予算で組み込まれたものもあるので、それらと連動しながら、平成27年度にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

 

(記者)道の駅について、市民の満足度が十分でないとの相手候補が挙げた政策がありましたが、改善など取り組みの考えはありますか。

(市長)ひとつには、地場で活躍している事業者の方もいらっしゃるので、そういったみなさんと取り組みについて検討する必要があると思いますし、白鳥大橋パークゴルフ場の増設や水族館のリニューアルなど祝津エリアの魅力向上に努めており、引き続き、道の駅周辺の魅力を高める中で、総合的な取り組みを考えていきたいと思います。

 

(記者)フェリー航路に道筋をつけたのは、市民と共に先頭に立ってポートセールスを続けてきた、まさに市長がリーダーシップを発揮して取り組んだひとつだと思います。そこで、リーダーシップとはどのようなことと考えているか、自己評価とあわせてお聞きしたいです。

(市長)首長としてのリーダーシップの考え方ですが、先々を見据えて戦略的に施策を前に進めていくことがリーダーの資質だと考えています。そこには市民の皆さんのお力、ご意見をいただく信頼があってもので、その資質については、私は自信を持って「ある」と考えています。また、これからも信頼していただけるようなリーダーとして、市政運営に努めていきたいと考えています。また、リーダーシップとして大切なのは、市長として市民の心を動かしながら施策を前に進める、まちづくりを進めることだと考えています。

 

(記者)街頭取材をしていて、2期目に期待する市民が多かった印象ですが、1期目以上に結果が求められる2期目に、どのような形で応えていく考えか、お聞かせください。

(市長)1期4年の中でまいてきた種が、少しずつ形になってくるのが2期目であると考えています。それらを市民の皆さんにお示しすることで期待に応え、さらに将来に向かっての種まきも引き続き未来のまちづくりのために行っていきたいと考えています。

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総務部広報課広報係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
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