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【記者会見記録】平成24年12月27日開催

  1. 一年を振り返る
  2. 質疑
平成24年12月27日青山市長記者会見

1.一年を振り返る

年末に際しまして、お話しさせていただきます。

今年を振り返りますと、いろいろなことがあった1年だったと思います。特に室蘭市にとっては開港140年・市制施行90年の節目の年として、80以上もの事業が実施され、印象に残っているものとして「SLみなと室蘭140周年号の運行」や「未来への手紙・タイムカプセル事業」そして市民の皆さんの取り組みとして実施された「世界一長い鉄串の室蘭やきとり」など、全ての事業において、市民と感動を一つに共有することができた1年でした。直近では、海上保安庁の音楽隊のコンサートが行なわれ、60年前に作詞作曲されました「室蘭市の歌」が、力強い演奏と港南中学校の生徒による合唱で聴くことができたことも非常に印象に残っています。また、先日は大手コンビニチェーンのサンクスが「室蘭風やきとり弁当」を全国販売、「カレー焼きそばおにぎり」を全道販売するなど、多くの団体や市民の皆さんに協力いただき、さまざまな室蘭の発信をして記念の年を盛り上げていただいております。7月の記念式典においても、国内外の姉妹都市等をはじめ、近隣の首長や議員、多くの市民の臨席を賜り、ふるさと室蘭への誇りや繋がりを感じ、成功裏に挙行できたことに感謝しております。

1年を振り返りますと、日本全体の経済が依然停滞した中、地域においても中小企業の業績の悪化や雇用情勢の悪化、企業の撤退など課題が山積しており、昨日、新政権が発足し経済再生に力を入れていくということで、私ども地域も大きな期待をいたしますし、国では補正予算に向けさまざまな準備がされているので、情報収集を強め、まちづくりにつながるよう対処していきたいと考えております。

経済については、11月2日にJX日鉱日石エネルギーから事業再構築の説明があり、石油需要の低迷などから石化事業へ大きくシフトするという展開で、事業規模が縮小すること、そして半世紀以上にわたり石油精製されてきたものがなくなることに対する不安等の思いが、市民、オール北海道で20万5千筆に及ぶ署名につながりました。引き続き、詳しい再構築事業についての説明を求めていきたいと思っております。先日は市議会のJX特別委員会も上京し要請活動を行なっていただいておりますし、我々も今まで足を運んでおりましたが、リスク分散の観点から将来的に有力な石油備蓄拠点の一つとの見方が示されたところであります。

また、JRAについては、勝ち馬投票券の購入方法の変化などによる売り上げの低迷から、来年5月末に撤退との発表があり、議会論議もいただいて参りましたが、しっかりと対応していきたいと思います。

長崎屋室蘭中央店が、今年8月末日をもって閉店となりましたが、所有者が引き続きキーテナント探しに尽力いただいていると聞いておりますし、一方で、同店サブテナント事業者の再出店に係る緊急的な支援策を講じ、中央地区における商業力の維持と雇用対策に取り組んできたところです。

また、直近の大きな出来事として、11.27暴風雪に伴う大規模停電がありましたが、市内の半数が停電したことの教訓を生かし、昨年の3.11東日本大震災の教訓も踏まえた災害に強いまちづくりが喫緊の課題であり、庁内で検証やまとめをして対策を講じているところです。災害情報の伝達の術に反省があったことで、市民の皆さまと本市が連携していくことが大切だと改め認識を深めており、津波避難計画等の策定や、自主防災組織の結成など呼びかけを行なっていき、諸課題を検証し対策を講じて参りたいと思います。

いろいろありましたが、明るい、新たな動きもあった1年であったと思います。

自動車用ばね製造企業が5月に操業を開始、本市の基幹企業である新日鐵が、10月1日には住友金属と合併、新日鐵住金室蘭製鉄所としてスタートし、優れた品質の鉄づくりを通して、特殊鋼線材からの一貫生産ラインが徐々に構築されるなど、鉄の産業の裾野の広がりも見えているところです。

港湾に関しては、崎守埠頭の鉄道引き込み線の活用によるミャンマーへの貨車等の輸出や、JRコンテナの輸送に関する国の実証実験が行なわれるなど、鉄道の引き込み線が埠頭に近接している室蘭港の優位性が注目されているところにも期待を寄せております。

また、今年は開港記念の年ということもありましたが、大型客船などの入港も多く、港が賑わいました。市民の皆さんの客船寄港時のおもてなしの心がポートセールスにつながっていると実感しているところです。そういったソフトが大切で、7月には「みなとオアシス」に認定されましたが、市民による港まちづくりが大きく評価されたのではないかと考えております。

観光の面では、10月に開催された白鳥大橋ハーフマラソン・ウォーク、11月の全国工場夜景サミットの開催など、市内はもとより道内、道外からも多くの皆さんが来蘭され、白鳥大橋や工場夜景、食やものづくり観光など本市の豊富な観光資源をPR出来たと思っております。

新たな動きとしては、室蘭の魅力を映画やテレビ、CM等に非常に多く取り上げていただきまして、現在公開中の映画「妖怪人間ベム」もその一つです。先日、上京した際に制作会社を訪問し、今後メディア媒体誘致やまちづくりのアドバイスをいただいたところですが、室蘭が注目されているのは、ロケーションや冷涼で穏やかな気候、千歳空港からのアクセス、そして食が魅力だと伺い、この流れをつなげていき、観光客のみなさんにも見ていただけたらと思います。

観光ボランティアガイド養成の取り組みも新たに始まり、夜景サミットのツアーバスを受け入れた際には、養成されたガイドがデビューし地元の誇りを持ってガイドされており、これからの室蘭観光に一石を投じたのではないかと思っております。

道の駅「みたら室蘭」の魅力アップについては、魅力アップトークで市民の皆さまからいただいた意見を基に、売店の移転・改修や駐車場の拡張工事などを実施し、入館者数も増えており、引き続き魅力アップを図っていけたらと思っております。

今年は本当にいろいろなことがあり、多事多難な1年だったと表現できるかと思いますが、市民の力を実感した1年でありました。

私も参加したまちづくり協議会では、高砂5丁目公園のリニューアル事業について、市民と行政が一体となってまちづくりを進めたと実感した一例となりました。

また、JXの署名や記念事業の市民の創意工夫な取り組み、先日の大規模停電の際も避難所や地域を支える取り組みなど、市民の底力に希望を感じておりまして、この市民の力を更に結集しながら、「勝力ある室蘭」のまちづくり、地域の縁づくりをして、危機的な状況にある今こそ、市と市民の皆さまが一致団結して、この状況を乗り越え、必ずや迎えるであろう新たな夜明けに向け邁進していきたいと思います。

2.質疑

(記者)コミュニティ交通や老朽危険家屋対策など、政策目標の進捗はどのように感じていますか。

(市長)11月の暴風雪の際に、老朽家屋の所有者がしっかり管理していただくことが大切だと実感したところで、老朽危険家屋についての条例に承認をいただいたことは大変喜ばしいことであります。一方で課題もありますので、地道に腰を据えて取り組んでいきたいと考えております。

まちづくり協議会については、高砂5丁目公園や道の駅についてのワークショップを経験したので、今後につなげていきたいと思います。またコミュニティ交通については、先行する2地区での地域の皆さんとこれまでのお話し合いを踏まえて、実証実験を進めていきたいと思います。

他にもいろいろありますが、来年は巳年、実を結ぶ年といったことで、市長就任から1年半、取り組んできたことがしっかりと成果を出していける平成25年にしたいと思います。

(記者)新政権が発足し、国土強靭化の方針もあるようだが、その方面での期待感というのはありますか。

(市長)防災、減災などさまざまな表現があるが、安全な国土づくりを進めるというメッセージだと感じます。私どもも公共施設の老朽化対策、耐震化などの取り組みを進めており、また既存の橋梁、道路、水道管といったインフラ設備についても計画的に改修を進めておりますが、(山梨県のトンネル崩落事故のようなことが起こらないように)国の制度と連動しながら強化できればと考えております。

(記者)大変なことが多かった中で、明るい兆しも見えました。来年重点をおきたい施策などあるでしょうか。

(市長)まちづくり協議会やコミュニティ交通など、具体的に目に見えるものとなりますので、これまで検討段階、下地作りをしてきたものが花開く年になると思います。

(記者)ウインズ室蘭の閉鎖について、JRAから新たな条件などはあったのでしょうか。

(市長)地元の皆さんに説明を再度すると聞いているし、今までも環境整備など配慮していただいており、来年度も環境整備していただけます。

(記者)老朽危険家屋について、課題があるとのことですが、どのようなことでしょうか。

(市長)私有物件ということで、権利者が複数存在することや、財産放棄しているなど、調査に大変労力が割かれることが課題の一つだと考えています。また、老朽危険家屋については全国的な問題となっているので、条例では対応できないことの法制化など、国に対して訴えていきたいと思います。

(記者)今年、一番感動、心に残ったたことは。

(市長)記念事業では素晴らしい事業がたくさんあった中でも、SLが37年ぶりに室蘭本線を走ったことが感動的なできごとでした。私も乗車させていただきましたが、登別室蘭間の沿線に4日間で24,000人の皆さんが笑顔で手を振って、お年寄りから小さなお子さんまで喜んでいただいたことが、非常に印象に残っています。

(記者)1年を振り返る会見ですので、贈収賄事件についても振り返っていただけますか。

(市長)さまざまなことがあった1年でしたが、贈収賄事件から始まった1年だったといえます。市民の皆さんからもお叱りを受け、業界からは不安な声なども聞きました。私どもとしては、あの事件を教訓に職員の倫理規定を制定し、その後も規定が履行されているか検証し、研修の中でも内容を強化してまいりました。皆さんからは、市役所は少し遠い存在になったとの話も聞こえてきますが、正すべきところは正し、ワークショップなどの別の機会に市民の皆さんと協力して、まちづくりを進めていきたいと思います。

 

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