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【記者会見記録】平成23年8月24日開催

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  1. 市議会提出予定議案について
  2. 質疑


資料
  1. 平成23年第3回室蘭市議会定例会提出予定議案(PDF:1,017KB)

 

記者会見する青山市長

 

1.市議会予定議案について 

(市長)本日は、9月5日招集予定の第3回市議会定例会への提出予定議案について、ご説明したいと思います。条例・単行議案及び補正予算の主な内容について、私のほうから概要を申し上げ、詳細については、総務部長、企画財政部長より、後ほど説明します。
まず条例ですが、「室蘭市税条例等の一部改正の件」など3件、次に補正予算ですが、一般会計で、「グループホーム・ケアホーム家賃助成経費」や「重度視覚障害者移動支援給付費」など、5億9千977万9千円、特別会計は、介護保険会計で、「返還金」など、276万8千円の補正を組ませていただいております。
私のほうからは以上でございます。

(総務部長)

条例案について資料に基づき説明。

(企画財政部長)

補正予算案について資料に基づき説明。

 

2.質疑 

(記者)補正予算のビオトープイタンキの看板について、160万円となっているが、どの様なものか。

(企画財政部長)ビオトープ憲章の内容などを表示するため、ある程度大きくなります。また、場所的なこともあり、耐性のある作りにしました。

(記者)補正予算に「災害に強いまちづくり」という特徴のある項目がありますが、市長の防災に対する思いは。

(市長)海抜表示について新たに取り組みます。道内ではまだ着手していないと伺っていますが、先日の大震災により、多くの市民が津波の恐ろしさを再認識し、私たちも既存の防災計画でどこまで認識していたかということは反省すべき点かと思います。室蘭市は、平坦なところも高台もあって、自分の住居が海抜何メートルあるのか、今、自分がどの高さにいるのかなど、自分の高さを確認し意識することは大切なことです。近くの公園や避難所、自分が買い物しているところは何メートルかということを意識できる様、予算に盛らせていただきました。計画の改正は、国・道に準じないといけない部分がありますので、まずはできることからということで、広域避難所看板、海抜表示看板を設置することとしました。

(記者)電算のバックアップデータをチマイベツ浄水場で管理するということですが、同様の対応をしている他の自治体の状況は。

(市長)他の自治体の状況をすべてを把握していないところがありますが、今回の震災を見ても、室蘭市は個人データを管理する市役所の庁舎や電算のデータを管理しているところの海抜は高くありません。災害が起きた時に、きちんとバックアップデータをできる体制を取ることは我々の責務であると、今回の災害を通して感じたことです。

(総務部長)沿岸部の町村では、札幌の民間企業にバックアップを委託している例もあるようです。

(企画財政部長)広域の共同電算のデータも、同様にチマイベツ浄水場でバックアップします。

(記者)チマイベツ浄水場にした理由は。

(副市長)光ケーブルも整備されており、海抜も高いことから、津波の心配がないためです。

(記者)チマイベツ浄水場の海抜何メートルですか。

(企画財政部長)約150メートルです。

(記者)特定建築物の耐震は終わったのですか。

(企画財政部長)当初予算の分は終わりましたが、結果はまだ全部出ていません。

(記者)今回、非特定建築物の耐震工事の中で、市の会館から母恋と本輪西を選んだ理由は。

(企画財政部長)中島会館は公共施設再編の中で移転を想定しており、白鳥台は市営住宅と共同なので、会館部分だけの耐震診断が難しいということから今回、母恋と本輪西の会館にしました。

(市長)今の中島会館の建物を今後耐震して活用して行く考えがないということです。ほかに作る公共的な複合施設の中に入れるということも考えられるし、場合によってはその場所に建て替えるということもあるかも知れませんし、いろいろな可能性があると思いますが、あの建物をそのまま補強して使うということはないという判断から今回の予定から外しました。

(記者)旧東中学校の跡地の活用は。

(企画財政部長)住宅分譲の用途で民間に売却する予定です。今年度解体し、新年度に売却したいと考えています。

(記者)公共施設の跡地利用を、民間活用で宅地にするということだと思うが、売却の目途はあるのですか。

(企画財政部長)いつ売るのかなど問い合わせもあり、利便性の高い土地として、民間業者の関心も高く、感触を得ています。

(記者)季節労働者対策というのもあり、道路整備に約2億円補正されているが、この時期にこのような工事は結構あるものですか。

(副市長)ここ数年細かい修繕で対応してきましたが、気温の変化が激しいと、傷みのひどい路線も出てきていますので、そのようなところに対応するため、今回補正を組ませていただきました。

(記者)2回目の補正となりますが、今回盛り込みたかったものの中で見送ったものは

(市長)白鳥台の浴場を経営されているかたが閉鎖するということで、新たな施設の建設について、設計などの準備もあり、今回間に合いませんでした。市営住宅における公衆浴場について、今回十分形に出来なかったということはあります。あと、道の駅みたらの改修についても今後検討していきますので、予算化はそれからということになりますし、振興公社の土地買い戻しも任期中に完了するということから今回盛り込まなかったということもあります。今後、施設を建て直すなどの時は、準備もかかるので、計画的に事業を積み重ねていかねばなりません。補正予算は緊急性を要するということもあり、みたらの改修などはこれからみなさんと意見を盛り上げながらやっていきたいと思っていますが、実際その先の予算やスケジュールなどまだ慣れないところもあり、学ばせていただいているところです。

(記者)コミュニティーバスの協議会立ち上げについて、8月~9月くらいを想定していたかと思うが、見通しは。

(企画財政部長)8月29日に第1回の検討会を行ないます。今回は、国・道など行政関係者や学識経験者、連合町会、商店街振興組合連合会、商工会議所などの方々で立ち上げを予定しています。当初は、国の補助事業を意識しながらの協議会的なものを考えていましたが、現状をしっかりとおさえた上で、補助事業を見据えた組織にしようと、今回は協議会ではなく検討会から現状などを考えていく形でスタートしたいと考えました。

(記者)検討会は何回か重ねたうえで協議会へ移行するということですか。

(企画財政部長)補助事業をどのように使うかというところが大きいかとは思いますが、早めに扱っていくということであれば、それを意識した中での協議会、組織として考えています。年度内に3回~4回程度を予定しています。

(記者)補助事業は受けられそうか。

(企画財政部長)国の制度も予算縮減の中、変化してきているので、その辺を見据えて進めていきたい。補助事業だけでなく、市単独でやることも視野に入れ、より良いやりかたで検討していきたいと考えています。

(記者)市長はその辺の現状をどう見るか。

(市長)色々な情勢の変化を注視をしていかなくてはと思っています。今回のコミュニティー事業について今回1回目の検討会を開催しますが、移動に大変な思いをしている市民のみなさんのために、実りのある会合を実施していけたらと思います。


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