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【記者会見記録】平成23年8月9日開催

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  1. 最近の市政の動き
  2. 行幸啓について
  3. 韓国訪問について
  4. 来年の開港140年市制施行90年の記念事業に向けた取り組みについて
  5. 質疑
記者会見する青山市長

 

1.最近の市政の動き 

(市長)就任して3カ月が過ぎました。色々な案件は私が本部長となっている政策推進本部会議で、関係部局との調整をしています。市内のみなさんとも「en(えん)とーく」で対話の機会を重ねており、また8月1日から「庁内版en(えん)とーく」として、庁内の職員と、自分の政策の思いを伝え、また職員から率直な意見を聞かせてもらっているところです。

2.行幸啓について 

(市長)天皇皇后両陛下は9月10日に札幌で開かれる「国際微生物学連合2011会議記念式典」に御臨席のため北海道をご訪問になり、また同式典終了後、本道の地方事情御視察のため9月11日から9月12日まで胆振地方をお訪ねになります。
室蘭市では、9月12日月曜日午前、舟見町にあります道立栽培水産試験場を御視察され、その後、室蘭市役所にお立ち寄りになり、1時間45分程度、御少憩されます。その際、市内では、室蘭市役所周辺のほか、御料車が通過する国道沿いなどに、まとまって奉送迎する場所が設置されます。場所については今後、報道や町内会を通じた回覧などでお知らせしますが、御料車が通過する時間帯は、国道と周辺道路の交通規制が行なわれます。特に市役所本庁舎では、立ち入りの制限や来庁者駐車場の閉鎖などが行なわれますので、市民のみなさんにはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
市としても宮内庁や道庁と連携をとりながら、万全の体制を尽くして取り組んで行きたいと考えています。市としても大変光栄なことでありますので、多くの市民の皆さんと御迎えをさせていただきたいと思います。

3.韓国訪問について 

(市長)7月24日~26日の2泊3日で、白老を含めた西胆振7市町の首長さんや観光協会のみなさんと、韓国に観光プロモーションに行ってきました。就任後初の海外への出張で、他の首長さんと行動させていただき色々な刺激がありました。3月11日の震災以降、北海道、登別、洞爺の観光圏においても外国人、特に韓国からの観光客が激減したことから、国や関係各所にお願いするばかりではなく、自分たちでも行動しようと韓国のプロモーションに行ってきました。航空会社や旅行代理店など関係各所に行きながら、韓国人から見た日本の現状と、我々がどのような取り組みをしていくのが良いのか、というようなことを伺ってきましたので、今後反映できたらと思っています。韓国人のお客様は、中高年世代は団体で動くのに対して若い世代、特に20歳~30歳代の女性の個人のお客様は北海道に関心を持たれているようで、そのような視点を持った広域圏で受け入れるプロモーションも必要になっています。我々日本人から情報発信をするのも大事ですが、外国人のかたがどういったものを望んでいるのかを確認しながら、特に最近は体験観光、ものづくり観光、夜景観光など、比較的小さな団体でも受け入れられるメニューも増えてきていますので、そういったところにも力を入れていきたいと思っています。
韓国では、高麗海運さんが室蘭港と釜山港をウイークリー運航していることから、市長就任後、初めて表敬訪問をしてきました。新宮前市長も高麗海運さんとのつながりを大事にされていたので、私も引き続き室蘭港にコンテナが入るようにご尽力をお願いしてきました。社長さんや専務さんなどとお会いしましたが、「室蘭港は大事な港なので高麗海運としてもご尽力して行きたい。大型船舶にし、コストはかかりますが、なんとか努力して行きたい」とのお話を伺いました。私たちも室蘭からの進出企業の誘致や世界に発信できる貨物の集荷など、港湾部・経済部を中心に、港湾関連企業とともに取り組んでいきたいと思っています。

4.来年の開港140年市制施行90年の記念事業に向けた取り組みについて 

(市長)7月1日から担当主幹を配置し取り組んでいるところです。10年前と比較し、改選期がありスタートが若干遅れましたが、庁内一丸となり、市民のみなさんの協力もいただきながら、先人たちが築きあげてきた室蘭の歴史に感謝し、この先10年20年をしっかりと子どもたちの未来につなげていけるまちづくりを、どのようにバトンタッチをしていけるかを考え、心に響く記念事業にしようと取り組んでいきます。

5.質疑 

(記者)就任3カ月の所感と今後の市政運営への意気込みは。

(市長)議員から市長と、立場は変わりましたが、共通しているのは室蘭のまちづくりの為にしっかりと汗を流すこと。そのためにも、今抱えている課題について一生懸命対応しながら、これからのまちづくりを市民のみなさんと共有し取り組んでいきます。市民のみなさんとの対話を通しながら施策に反映していくための、「en(えん)とーく」もこれまで3回開催しましたが、市長に私たちの考えを伝えたいという思いが伝わってきます。これからもどんどん開催し、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。また、職員は市政の実行部隊ですので、職員との信頼関係を築いていくことも大切です。みなさんから「朝から晩まで大変ですね」と激励・心配の声をかけられますが、大変充実しており、市民のみなさんの為にという強い思いを持って活動させていただいています。

(記者)庁内版en(えん)とーくで実現できそうなアイデアなどはあるか。

(市長)話を聞く中で、職員数が減ってきており、専門的な業務の伝承などに不安を抱いているということを再認識しています。キャリア採用の充実など、各部署の専門職の配置に取り組んでいきたいと考えております。情報発信も積極的にしていったほうが良いという話もあり、自分自身も議員時代にとりあげてきたツイッターなども今回の震災でも各地で有効に活用されたということもあり、運用についても市役所の公式ツイッターとしてやってみてはとの提言もありましたので、このようなものは取り組んでいけるのではないかと思っています。庁内の事務作業の効率化に対するアイデアも出されています。

(記者)天皇皇后とお話される機会があると思うが、なにかお伝えしたいことはあるか。

(市長)私自身も初めてお目にかかるので個人的にも大変な緊張と興奮をしています。何といっても安全に室蘭の時間を過ごしていただきたいと思います。天皇陛下は昭和33年の皇太子時代に、昭和29年には昭和天皇がそれぞれ室蘭にお越しになっており、50数年ぶりに天皇・皇后両陛下がおそろいで来蘭されるということで、市民のみなさんとお迎えしたいと思います。お話する機会もあると思いますので、市内で頑張っている人たちの姿を少しでもお伝えできる機会があればと思っています。

(記者)道の駅のリニューアル検討会の進捗状況については。

(市長)8月31日に市民の皆さんの意見を伺う懇談会を設定したいと考えています。リニューアルには私の強い思いもありますので、1回目には私も出席して、市民のみなさんの関心の高い道の駅「みたら」のリニューアルに向けて、主には1階のラウンジと多目的ホールの利・活用というのが大きなテーマかと思いますので、魅力ある使い方の検討をしていただきたいというのが趣旨であります。関係する団体にも参加していただくのに加えて、多くの市民の声が施策に反映され、まちづくりの形になっていくという最初の具体的な取り組みとして、道の駅の魅力アップについてみなさんのご意見を頂きたいと思っています。さまざまな広報媒体を使って呼びかけていきたいと思いますので、一人でも多くのかたにご意見を頂けるよう、準備をしている段階です。今のところ3回を予定していますが、状況に応じて開催していきたいと考えています。

(記者)それはまちづくり協議会の前段みたいものか。

(市長)まちづくり協議会の今後体系化していくモデルケース的なものとして着手したいと考えています。

 

お問い合わせ

総務部広報課広報係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2193   ファクス:0143-25-2835
Eメール:shimintaiwa@city.muroran.lg.jp

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