新年のごあいさつ（平成27年1月5日）

新年あけましておめでとうございます。

市民の皆様には、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、お慶び申し上げます。

今年の干支は「未年」です。

羊は性質が善く、温和で協調性に富み、発展の要素を強く持っているといわれております。又、古来より大変縁起の良い動物として知られております。

今年は羊の群れのごとく、この4年間でじっくりと取り組んできたこと、例えば、港の振興やグリーンエネルギータウン構想に描いている水素エネルギー社会の構築、そして、ウールのように温もりのある福祉にやさしいまちづくりにも取り組んでまいりたいと考えていますが、この縁起にあやかり、室蘭の新年が輝かしい1年になるよう全力で取り組んでいきます。

さて、経済情勢に目を転じた時、国内経済は、輸出関連の大手企業を中心に企業業績は好転し景気の回復基調が見られる他、外国人観光客の入り込み増で恩恵が現れている地域もあります。

地域経済に目を向けると、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動減により、個人消費や住宅投資などの落ち込みなど、厳しい状況にあり、また、昨年、本市は人口が9万人を割り込むなど、様々な課題があります。

これら諸課題に対しては、自らの創意を生かして室蘭の潜在力を磨き上げ、特色あるまちづくり経営を行うことが、まちの魅力を高め、安心して住み続けられることの実現、このことが誇れるまちづくりにつながることから、市民の皆さんとともに知恵と力を出しながら頑張っていきたいと考えています。

今年1年、市政へのご支援をよろしくお願いします。