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室蘭市が国際交流している米国テネシー州ノックスビル市との、中学生海外派遣事業の平成15年度派遣事業報告についてご紹介しています。
約11時間のフライトでシカゴに前日到着。
初対面のアメリカに戸惑いがあったが、疲れよりも好奇心が生徒たちの意欲をかき立てていた。高さ527メートルのシアーズタワー、海のようなたたずまいのミシガン湖、人体の輪切り、胎児の標本などを見学した科学博物館。アメリカとの出会いの扉が刺激的に放たれた。
午後にはノックスビルへ。緑豊かな街並みと情緒あるテネシー川の流れを実際に見ながら、ホームステイへのカウントダウンが始まった。
この日の主な出来事
広大なテネシー大学を見学後、動物園でホストファミリーと対面。ホストスチューデント手づくりのサインボードに書かれた自分の名前を探す。5日間よろしく。不安と期待が出会いによって瞬間的に親しみに変わった。
言葉よりも表現がコミュニケーションを広げていく。心の温かさと家族への感謝を実感。名誉市民証もいただき満足な一日でした。
この日の主な出来事
生徒たちは、ホストスチューデントと一緒に登校。歓迎会で、日本の歌を披露したところ、全員総立ちの大きな拍手を受けびっくり。
授業にも参加。発言機会の多いスタイル、自由な服装、授業単位に生徒が移動するシステム、鳴らないチャイム、カフェテリア方式の給食など、あらゆる環境の違いを体験。
この日の主な出来事
生徒たちは、日中ホストファミリーと行動。夜のパーティーに持参するかぼちゃの飾りづくりなどに取り組んだ。
夜のパーティーでは、事前研修で練習した「島唄」と「Top of the World」を披露し、大きな拍手に包まれた。
7月まで室蘭で英語指導助手をしてくれた「ブライアン・ファー」さんもナッシュビルから駆けつけてくれた。生徒一人ひとりの名前を覚えてくれていて感激。カントリーラインダンスで交流の輪が広がった。
この日の主な出来事
5日間の生活を共にしたホストファミリーとのお別れの日。感謝の気持ちが、別れという切なさも手伝って涙を浮かべる生徒も。たくさんのプレゼントを頂いたが、モノ以上に温かいハートをもらったことが大きな収穫。
空港では、我々の姿が見えなくなるまで手を振ってくれた。感謝いっぱいのお別れ。感動を胸に次の目的地、ワシントンD.C.に向かった。
この日の主な出来事
ワシントンD.C.はあいにくの雨模様。ホワイトハウスやリンカーン記念堂、アーリントン墓地など映画で登場する街並みを車窓から眺め、歴史を重んじる姿勢を学習。スミソニアン博物館、国立美術館では、展示品の大きさと豊富さに驚いた。
昼食時に訪れたユニオンステーションでは、国際色豊かな料理店が軒を並べており、いろんな国の方々がランチを楽しんでいたのも印象的。
それにしても、レーガン空港に向かう飛行機が、リンカーン記念堂の真上を低空で飛行していることには本当にびっくりした。
この日の主な出来事
日本を飛び出した10日間。帰ってくるとあっという間の出来事であったが、思い出が凝縮された時間であった。
ワシントンD.C.から約16時間のフライトで無事帰ってきたが、疲労感は安心感に打ち消されていた。
今回の旅をサポートしていただいた日通旅行添乗員の池田さんとは、新千歳空港で別れることとなった。大変お世話になりました。ありがとうございました。皆さんお疲れ様でした。
この日の主な出来事
お問い合わせ
総務部総務課都市交流
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-43-9092
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Eメール:kokusai@city.muroran.lg.jp
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