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平成22年第16回答申書

答申書

答申第13号
平成23年2月4日

室蘭市長新宮正志様

室蘭市情報公開・個人情報保護審査会
会長奈良泰哉

室蘭市個人情報保護条例に係る個人情報の取扱いに関する答申について

平成22年12月10日付け室介福第234号をもって諮問のあったことについて、下記のとおり答申します。

諮問事項

オンライン結合による保有個人情報の外部提供について

(高齢者情報支援システムによる室蘭市社会福祉協議会へのデータ提供)

答申内容

高齢者情報支援システムによる室蘭市社会福祉協議会へのデータ提供については、室蘭市個人情報保護条例第10条ただし書のオンライン結合による提供の制限の特例として取り扱うことが適当であると認めます。

ただし、オンライン結合に際しては付帯意見を考慮し、慎重な取扱いを求めます。

付帯意見

付帯意見として、次のことを求める。

  1. 高齢者、障害者等に関する情報のオンラインによる提供に関しては、慎重な判断が求められることから、この答申を他の社会福祉法人等に適用しないこと。また、オンラインによる情報提供先になりうる団体の基準を検討すること。
  2. 全高齢者に関する一定の情報が高齢者情報支援システムに取り込まれることになるため、社会福祉協議会に対し、利用目的以外での利用の禁止を徹底するとともに、個人情報の漏えい防止、適正な管理、取扱いなど、室蘭市個人情報保護条例及び個人情報保護法の制度について、理解・運用の徹底を求めること。また、制度の理解・運用の徹底に、市も協力して取り組むこと。
  3. 市、社会福祉協議会の双方において、お互いの福祉サービスの実施状況の確認が容易になることにより、効率化の名の下に、どちらかの福祉サービス利用者に対する新たな福祉サービスの実施を見送るなどの可能性も危惧されるため、市、社会福祉協議会の双方における福祉施策の更なる充実がオンラインによる情報提供の目的であることを認識し、より一層の福祉施策の充実に尽力すること。
  4. 高齢者情報支援システムの構築後、個人情報の適正な管理がなされているか、当該システムの構築により福祉施策の充実が図られているかについて、一定期間ごとに検証し、評価を行うこと

お問い合わせ

総務部総務課法規係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2215   ファクス:0143-24-7601
Eメール:soumu@city.muroran.lg.jp

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